商標登録について
前回の投稿に書いたように新しい屋号を商標登録しようと思います。
で、この商標登録ですが、唯一無二の全く新しい商標や造語などであれば比較的すんなりと登録されると思います。
この場合は色々調べながら自分で手続きすれば費用も安くつきますし、それなりに面白いと思います。
SNSで情報提供を呼びかけた時も
「自分でできますよ。」
と言ってくださる方が結構いました。
で、今回のうちの場合ですが、唯一無二と言えるほどのオリジナル感溢れる屋号でもないんですね。
前回の屋号で商標登録しようとした時に自分で手続きしていて、ありふれた屋号だったので特許庁から拒絶理由がなされました。
この拒絶理由が発せられ、それでも商標登録をしようとする場合はこちらが意見書を提出して再度審査してもらうことになります。
(特許庁が「これはかくかくしかじかで商標登録認められないよーっ」て言ってきて、それに対して「いやいやこれはこうこうだからその理由には当てはまらないから商標登録いけるっしょっ」て反論して再度審査してもらうってことです。)
今回うちが提出しようとしている屋号は
水道修理ネクスト@
なんですが、これを特許庁がどのように見て判断するかが問題なんです。
最初は
水道修理ネクスト
で行こうと思っていたんですが、これだと明らかに弱いだろうということで@を足しました。
でこの「水道修理ネクスト@」ですが
水道修理 ネクスト @
のように三つに分けることができます。
それをどのように捉えて特許庁が判断を下すのか?
それを予想して発せられるであろう拒絶理由に対しての抗弁をどのように行うのか?をあらかじめ考えなければいけません。
詳細については現在進行形のお話なのでまだあまり明かせませんが、こう言った場合のやり取りはやはり専門知識や経験がものを言うと思います。
ずーっと前ですがこの仕事をする前の私は金融関係の仕事をしていました。
この頃は裁判所での調停や相手方の弁護士との交渉などいろいろあったのですが、全く同じ意味合いのことを言ったり同じ内容の書類を提出したりしても弁護士に代行してもらった方がスムーズに話が進むことが多かったです。
餅は餅屋とはよく言ったもので、どんな業界でもやはり手練れの人は何だかうまいんですねw
商標登録の場合だとその道のプロは弁理士です。
前回の水道修理センターの時は屋号自体にそこまで思い入れもありませんでしたし、正直意見書を送って判断をひっくり返すのは困難だろうなぁと思い、そこまでで引き下がりました。
ですが、今回の屋号は社名に寄せたものですし何とか商標登録したいと思っています。
なので今回は最初から弁理士さんにお願いしてお任せすることにしました。
「なーんだ、自分でやんねーのかよ」
って思われるかもしれませんが、今回は失敗するとちょっとこちらもダメージを受けますし、うまく書けない意見書を時間と手間をかけて作るくらいならプロにお願いしてその時間を他のことに当てたいなとも思いました。
ただ、弁理士さんに心当たりはありませんでしたので、加入している商工会を通して発明協会というところを紹介してもらいそこから弁理士さんにつないでもらいました。
(この発明協会っていうのもSNSで教えてもらいました。)
商工会で発明協会の方と弁理士さんとお話をして、感じの良い弁理士さんで話もしやすかったのですぐに正式に依頼しました。
先日、その弁理士さんから最初に調査報告書がメールされてきましたが、やはり専門家だけあって、とても素人が作れるようなものではなかったです。
この調査報告書を読むだけでも素人の私にはとても面白いものでした。
コロナ禍もあり商標登録にかかる時間はいつもより長めになるみたいですので、プロにお任せして気長に待とうと思います。
進展があればまたこの場で報告させていただきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?