素人さんのような水道業者の話
つい最近、いつもの大工さん達とリフォーム工事をしていた時に聞いた話なんですが、大工さんが知り合いに頼まれて他社の水道修理業者のトイレリフォーム の手伝いに行ったそうなんです。
で、その現場ではトイレの便器を交換するために床の工事を頼まれたらしく。
その現場のトイレは壁排水のトイレだったそうなんですが、本来、壁排水のトイレの便器交換する時には床から排水管の位置(排水芯って言います)を図って、それに合わせた便器を準備します。
で、もともとその現場は便器・タンクなどの設備のみ交換する予定だったそうなんですが、壁排水の排水芯ってものをその業者が知らなかったらしく、準備していた便器がつかなかったらしいんです。
そこで急遽、知り合いに大工さんを紹介してもらってこの日の工事を頼んだらしく、大工さんはその業者から床を今の状態から12mmかさ上げしてくれって言われてその通りに工事したらしいんです。
工事が終わって帰ろうとするとその水道業者から
「便器がうまくつかないから床工事がおかしい。やり直してくれ。」
って言われたそうです。
でも、大工さんは言われた通りに12mmかさ上げしてるんです。
何度測っても元の床より12mm上がってます。
大工工事は言われた通りにできてるんです。
で、大工さんが水道設備は専門ではないながらに見てみると壁の排水管と便器の排水部分の傾きがあってないそうなんです。
これだとどう考えてもうまく繋がらないだろうって感じだったそうです。
壁の排水管はわずかに斜めになっているのにそこに便器から出ているまっすぐな排水部分を差し込もうとしてるけど、どう見ても無理な感じだったって。
そうなんです。
壁排水の便器の排水部分って平行なものと勾配がとってあってわずかに斜めのものがあるんです。
それも加味して排水芯を測って取り替え便器を準備しなくちゃいけないんです。
でもその水道修理業者はそんなこと全く知らなかったらしく全て大工さんの工事のせいだと思ってるらしく。
しょうがないので紹介した知り合いに事情を話して、この人から水道修理業者に説明してやっと納得したらしいんですが。
ちょっとわかりにくい話なんですが、こんな素人水道修理業者が最近とても多いので気をつけてくださいねって話でした。
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