業種・業界の垣根を越えた共創による新たな価値創造のための枠組み作り
こんにちは、NEXCHAINです。
NEXCHAINは2020年の設立以来、様々なイベントや施策を行ってきました。
この度、会員様にNEXCHAINでの活動により一層の価値を感じていただくことを目指し、ワーキンググループ制度を立ち上げました。
検討の過程では、世の中に多数存在するコンソーシアムの調査や分析を行い、NEXCHAINが目指すべきゴールについて議論を重ねました。
今回は、ワーキンググループ制度の概要と共に、検討の中で見出した良いコンソーシアムに必要な要素についてもご紹介します。
コンソーシアム運営に携わる方はもちろん、組織運営に携わる方にも関連のある内容を盛り込んでいますので、ご興味のある方は読み進めていただけたら嬉しいです。
ワーキンググループ制度ができるまで
会員様同士のオープンイノベーション実現のためには、NEXCHAINでの活発なユースケース検討が不可欠です。しかし、会員様からいただいたご意見に耳を傾け、現状の運営を振り返ると、会員様が活発にユースケース検討できる場作りの必要性を改めて認識しました。
とは言っても何をすれば良いのか…?
考えを巡らせる中、ある疑問が浮かびました。
「世の中には数多くのコンソーシアムがあるが、良いコンソーシアムの秘訣は何だろう?」
そこで、数あるコンソーシアムの中から、NEXCHAINが目指す姿である「データを活用している」、「会員が活発に活動しユースケースを創出している」という2つの要素を持ち合わせているコンソーシアムを徹底的に調査しました。
その結果、3つの共通点を見出しました。
❶ 具体的なビジョンがあること
❷ 対象とする事業分野が明確であること
❸ 相互発信や関係構築、構想検討できる枠組みがあること
2つ目の共通点に注目してください。
NEXCHAINの良さは、事業分野を特定せず、「異業種連携による社会課題解決」を誰もが目指せる多様性なので、相反する内容です。
そのため、見出した共通点をそのまま取り込むのではなく、NEXCHAINの良さを活かしつつ、会員様に価値を感じていただける施策を検討しました。
それが、ワーキンググループ制度です。
ワーキンググループ制度の概要
一言で表すと、特定のテーマおいて、2社以上が集まり、ビジネスアイデアを創出するためのコミュニティです。
立ち上げや参加に関する厳しい制約は一切ありません。
検討してみたいテーマがある
他の会員と一緒に新しい検討を始めてみたい
ライトに意見交換をしてみたい
このような想いを持っている会員様であれば、誰でも気軽に立ち上げることができます。
そして、ワーキンググループ制度説明会の終了後には、ありがたいことに、多くの会員様から反響がありました。
まだ始まって間もない制度ですが、会員様にとってNEXCHAINでの活動がより充実したものになるよう、引き続き改善を重ねていきたいと思いますので、今後とも、ご協力いただけますと幸いです。
NEXCHAINの活動にご興味のある方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。