「わたしには才能がない」の呪い
わたしは起業女子会を運営し、自分の仕事で生きていきたいけれど何をどうしたらいいかわからない女性に向けて、やりたいことを見つけてそれを仕事にして起業するまでをサポートしている。
起業女子会3期生、残り1席です!
起業女子会なんぞ立ち上げて偉そうにビジネスについて語っているので、さぞかしビジネスが得意なのだろうと思われるかもしれないが、わたしは起業するまで自分にはお金を稼ぐ能力がないと思っていた。
けれどそれは違った。起業して2年目には、会社員時代の年収を軽く超えた。大金持ちというわけじゃないし、まだまだ目標には届いていないけれど、自分で思っていた「わたしはお金を稼ぐ才能がない」というのは、大きな間違いだった。
わたし〇〇が苦手で。
〇〇の才能がないんです。
と、わたしたちは平気で言う。
でも、たいていの場合、それはただ単に費やす時間が足りていないか、やってもいないのに勝手にそう決めつけているかのどちらかだ。
例えばわたしはずっと料理が苦手だと思っていた。
けれど彼が料理好きなのでわたしもやってみたところ、楽しくて毎日作るようになった。そしてその結果、「目分量」というやつがわかるようになり、「ああこうやって人はレシピに頼らず冷蔵庫にある食材だけでパパッと作れる料理上手になっていくのだな」と実感した。
わたしは料理が苦手なのではなかった。ただ料理にかける時間が皆無で、やり方を知らないだけだったのだ。
知らないからできない。できないから苦手だと結論づけていただけだった。
わたしは今、料理上手とは言えないが、少なくとも苦手ではない。
お金を稼ぐことについても同じだ。会社員時代、一度たりとも管理職を目指そう!と思ったことがないので、昇進も昇給もしたことがない。おまけに2年以上続いた仕事がないので、常に同じような給与。
結果、人よりも稼げないわたしは、お金を稼ぐ才能がないと思っていた。
けれど起業したらその思い込みがまったくの間違いだったことに気づいた。
起業を学んだわけでも、お金を稼ぐために必死で働いたわけでもないが、好きなことを楽しくやっていたら、週に数時間の実働で、会社員時代よりも数倍稼げるようになった。
わたしはお金を稼ぐ才能がないわけじゃなかった。ただ会社員という、自分に合わない方法で働いていただけだったのだ。
わたし〇〇が苦手で。
〇〇の才能がないんです。
という言葉はもはや呪いだ。
やってもいないのに、十分に時間をかけていないのに、勝手に自分にはできないことにしてしまって、チャレンジもしなくなる。
もちろん人間誰しも得意・不得意はある。わたしはコンピューター系が何年やってもまったく苦手で、たとえばPCのセットアップに不具合が起こっても、何も解決できない。けれどわたしの彼なんかはものの数分で解決してしまう。
そういった得意不得意はある。けれどもし、自分には起業の才能はない、ビジネスのことはまったくわからない、とても自分に起業できるとは思わない、とやる前から思っているのだとしたら、それは大きな勘違いだ。
もしかしたら大金持ちにはならないかもしれない。けれどもしあなたが本気で起業を考えているのであれば、必ずあなたが起業でうまくいく方法がある。必ずだ。
そしてそれは少なくとも1年、半年はやってみないとわからない。
やる前から勝手に決めつけるのはやめよう。
自分に呪いをかけるのはやめよう。
その呪いが、わたしたちの自分の才能を潰す。
やってみなければ一生わからない。
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高木友夏里は他にもこんなことをやっています:
小学生・中学生英語スクール
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