NYC Fashion業界で生きる - 自己満足ですが、嬉しいデス。ありがとうございます:)
今日、note のサイトへアクセスすると、このポップアップ・イメージが飛び込んできました。
下記の記事が、 #ファッション をタグづけされた中で、先週特に「スキ」を集めました。と、書いてありました。
嬉しいです! 読んでくださって、ありがとうございます。
20年も遅れてスタートしたキャリアです。ニューヨークのファッション業界で仕事をしながら、何度もレイオフを経験してきました。今も、昨年の3月末より、パンデミックによる失業中です。業界が、更なる回復を遂げる為には、来年2022年まではかかるだろう、とも言われています。
60歳になりたてでの今回のレイオフは、さすがに大きな計算違いです。もう一度テクニカル・デザイナーとして、仕事がしたいですが、こればかりは自分でコントロールできる事では無いので・・・。それに、又フリーランサーという形も可能ですし、ここは、深く考えず事の成り行きを楽しみに待つ、という感じで行きます。
さて、テクニカル・デザイナーになった簡単な経緯ですが。
やはり最初の頃は、ファッション・デザインを学んだからには、クリエイティブ・デザイナーとして仕事をして行きたかったです。
外国人として働く者として、やはりアメリカ人と同等の立場に立ちたい、という強い気持ちが湧いてきました。
又、ニューヨークという場所は、20年も遅れて新人として働き始めても、その当時、40歳目前の年齢を気にする事もなく、思う存分働くことができる、という点にも、大いに魅力を感じていました。
段々と、永住権を習得したいという気持ちと、自立を目指すために、1ドルでもたくさん多くお金を稼ぎたいという欲望を優先して、自分の職業を、テクニカル・デザイナーに変更することに決めました。
後悔は無いです。自分の性格にも、あっているし、この職業が好きです。
大体の「ものづくり」が、そうである様に、ファッション業界でも、クリエイティブ・デザイナーだけでは、洋服は作れません。
クリエイティブ・デザイナーや、マーチャンダイザー、時には、セールス担当や、プロダクション関係の人たちとの、多くのコミュニケーションをへて、初めて市場へ出せる洋服は出来上がります。
私は、こういう共同作業と、その反面ひとりで、洋服や、デザイン画に向きあって、形あるものにしていこうとする、このふたつの事が、両方とも味わえるテクニカル・デザインの仕事が好きです。
日本には無いこの仕事、アメリカに限られているかもしれないこの仕事を、多くの人に知ってもらえる事は、本当に喜びです。
欲を言えば、日本の方にも、次の世代につながっていく様に、テクニカル・デザイナーに興味を持って、働いてみたい、という様に思ってくださる方も現れてくれたら最高です。
この仕事は、丁寧さと正確さとスピード、そしてファッション性と創造力も強く求められます。もちろん個々の性格にもよりますが、日本人の国民性にはとてもあっている様に感じます。
下記の記事は、私の記事の中で、比較的に多くの方に読んで頂いた、「デザイン画」についての記事です、実際に、写真も載せて説明してあります。その画像をを見るだけでも、面白いかもしれません。
又、NYC ファッション業界での仕事についての記事を、アルバムにまとめてありますので、お時間のある時に、ご興味あればお立ち寄りください。
留学時代の記事のアルバムもあります。