スパゲッティ好きとしては無視できない。中崎町の「スパゲッティ専門店 倶蘇酡麗(くそったれ) 」
GW最終日あたりから喉の調子が悪くなり、加えて鼻水とくしゃみがノンストップと、花粉症を疑う症状に苦しめられる1週間を過ごしています。
鼻詰まりを引き起こすと味覚が弱くなるのですが、そうなると人生におけるプライオリティの中で「食」が最上位に位置する身としては死活問題。
それでも、やはり美味いものを食べるという行為をやめるわけにはいきません。
体調を回復させる栄養素が豊富に含まれていて、かつ美味いものを食いたいという相反しそうなニーズに応えてくれる食べ物はあるまいかと、ボーッとスマホを眺めていると、中崎町のお店で「いかすみスパゲッティ」を食べている投稿がインスタに流れてきました。
そのお店というのが、中崎町にある「スパゲッティ専門店 倶蘇酡麗(くそったれ) 」。
店名の当て字が非常に印象的な名店です。
10年近く前に行ったきり、最近行ってないなーと思いながら、いかすみスパゲッティもそういえばあまり食べたことがないかもと、なんとなく「いかすみ 栄養素」と検索してみたら、非常に栄養素が豊富であることが判明しまして、一説によると抗菌作用や整腸作用もあるいうじゃありませんか。
インスタで見たところ、いかすみスパゲッティが栄養素に関係なく、そもそも美味しそうでしたし、なにより若干風邪っぽい症状に悩まされている身(この時点で薬も飲んで、ほぼ治ってる)としてはいかすみの栄養素は無視できないなということで、お店へ向かいます。
11時開店で、お店に到着したのは11時15分くらい。ランチのピークタイムではなかったですが、すでに6名ほど先客がいらっしゃいました。
着座してすぐに「いかすみスパゲティー」を注文しましたが、改めてメニューを見てみると、いろいろありますね。
「喫茶風ミートソース」と「自家製ミートソース」
一体、なにが違うのでしょうか。気になります。
メニューでは「スパゲティー」、店名の表記は「スパゲッティ」
なぜ違うのでしょうか。気になります。
客を飽きさせない工夫が散りばめられているぜ〜、と名店ぶりに感心していたらやってきました。
食欲をそそる芳しい香りと、黒く輝く高貴な見た目。
美味そうです。
こういった色の濃いものを食べると、100%の確率で服を汚してしまうので、紙エプロンを装着して準備はOK。
いただきましょう。
スパゲティーは細めで、スルスルっと口の中に入ってくる。
イカの身も多くて、食感がいい。
肝心のソースは、にんにくの風味も効いてて美味しい。
お店の雰囲気がそうさせるのか、「スパゲッティ」というネーミングがそうさせるのか、気取らずに、黙々とフォークが進みますね。
時折、ズルズルっと音を立てて食べたとて、誰も気にしません。
「パスタ」じゃないんですよね。
ここのは「スパゲッティ」なんですわ。
味が美味しいことも当然ですけど、この気軽さも人気の秘訣なんでしょうね。実際、女性のひとり客も何人かいらっしゃいましたし。
次回は、自家製ミートソースと喫茶風ミートソースがどう違うのかリサーチしてみようと思います。
スパゲッティ専門店 倶蘇酡麗(くそったれ) 中崎店
大阪府大阪市北区中崎1丁目6−16 中野ビル