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「氷見の寒ブリ」を食べに富山へ行ったら、ほかにも美味い物ばかりで感動した。富山編・1日目
冬といえば寒ブリじゃないですか。
寒ブリといえば氷見(富山県)じゃないですか。
昔からブリの刺身が大好きで、いつだったか「氷見の寒ブリは別格に美味い」という情報を入手して以来、ブリ好きとしては無視できない、いつか行ってみたいと心に誓っていました。
なかなか実現できなかった富山への旅ですが、先日ようやく実現させることができましたのでご報告です。
しかし、せっかく行くなら寒ブリ以外も楽しみたいということで、2泊3日の行程を組み、富山グルメを堪能することにしました。
とはいえ、まずは「氷見の寒ブリ」を食べることが最優先事項なので、富山県の西側かつ、日本海側を中心に攻める計画を立案。
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東側にある黒部ダムや、南側にある合掌造りで有名な五箇山も行ってみたいスポットですが、限られた時間(バスと電車移動になるので)と胃袋のことを考え、エリアを絞りました。
1日目 高岡市に宿泊し、「白えび」の美味さに衝撃を受ける
朝の8時に大阪駅発のサンダーバードで福井県の敦賀へ、そこからは北陸新幹線で新高岡駅へ向かいます。
これまで福井と金沢には行きましたが、富山は人生初。大阪からの所要時間は、おおよそ3時間ほど。
11時過ぎに新高岡駅へ到着し、そこからホテルを予約している高岡駅方面を目指します。
距離的に歩けば20分程度かかるようなので、タクシーも考えましたが、道中に国宝「瑞龍寺」があることから徒歩を選択。
いまや日本のどこにでもいるようなインバウンドの人もほぼいませんし、観光客自体が少なく、かなりゆっくり散策できました。
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瑞龍寺とは、「加賀藩2代藩主前田利長公の菩提をとむらうため三代藩主利常によって建立された寺」です。(公式サイトより引用)
トイレの神様とされる「烏瑟沙摩明王」が祀られていたりと、なかなかに個性溢れるお寺でした。
※じっくり見すぎていたせいか、屋内で全く撮影していなかったことに後から気づく始末。
とにかく、めちゃくちゃ間近で仏像とか見れますので良いスポットですよ。
そこからまた歩いて高岡駅へ向かい、予約していたホテルにチェックイン。
荷物を置き、街へ繰り出します。
しかし、高岡市はまじで全然人がいませんでした。
商店街もこの有様。土曜なのに。
日本の人口減をまざまざと見せつけられたような気持ちになりました。
自分が暮らしている大阪は人で溢れているので、ギャップがすごい。
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観光地でもある高岡大仏にはチラホラと人がいました。
こちらの大仏、奈良と鎌倉に並んで日本三大仏に数えられるそうな。
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で、肝心の初日の昼ごはん。
富山の郷土料理でもある「昆布締め」専門店へ伺いましたよ。
「クラフタン」というお店で、昆布締めメニューとクラフトビール、日本酒が楽しめるそうです。
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他のメニューの写真を撮り忘れてしまいましたが、だいたい2000円前後の定食が中心。肉や魚、野菜の昆布締め料理が楽しめます。
昆布締め専門店というのは、普段なかなかお目に描かれませんからね。
今回は、海鮮も楽しみたいので「魚の昆布締め定食」をチョイス。
そして、クラフトビール(IPA)もオーダーしました。
あと、単品で「から揚げ」も。これも昆布締めした鶏肉を揚げているみたいなので興味津々です。
ビールと一緒に出てきた、つき出しも昆布締め料理。
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魚の昆布締めは見るからに身が締まっており、美味そうですが、食べてみたら予想の倍は美味かったです。
サバ、たら、マグロの3種。
たらの刺身は初めて食べたかも。美味い。
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奥に少し写っている3種の昆布締めは相方が頼んだ、「肉と野菜の昆布締め」です。
少し分けてもらいましたが、めちゃくちゃあっさりしているので女性にウケそうな印象。
個人的にはご飯のおかずというより、一緒に日本酒とかビールで楽しみたいと思いましたね。
真ん中付近に置かれているのが単品のから揚げで、とろろ昆布が載ってます。
ご飯に合うのよ、この唐揚げが。
美味しい食事とビールで移動の疲れを癒し、いざ散策へ。
といっても、基本歩きなので遠出はできず。
近くに、鋳物の製作体験などもできる「千本格子の家並み」が特徴的な金屋町があるので、そちらへ。
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まあ、雨降ってたせいもあるんでしょうが、ここも人がいなくてですね。寒すぎるから、高岡のみなさんは室内にいるんでしょうか。
あまりにも寂しすぎたので、一旦ホテルへ戻りました。
時間は16時過ぎ。
さすがにこのままホテルで夜まで過ごすのは時間が勿体ないということで、飲み屋を探します。
すると、事前にあたりをつけていたお店が夕方からやっていることが判明。速攻で突撃することにしました。
居酒屋「たかまさ」。高岡駅前から割とスグです。
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店構えから名店の匂いを感じ取っていたのですが、いざ入店してみると、めちゃくちゃ人でいっぱいでしてね。
「高岡市民はここに隠れていたのか」というほどに、人で賑わってました。
満員ぽいので諦めかけましたが、団体予約の前まで(小1時間)なら入れるとのことだったので、お邪魔させていただけることに。
スタッフさんの丁寧かつスピーディーな判断に感謝しながら、2階の席へ。
時間が限られていることですから、メニューを確認後、最低限食べたいものをピックアップし、一気に注文を仕掛けました。
頼んだのがこちら。ででん。
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刺身はプリプリ肉厚で激うま。当然、臭みなどもなく新鮮そのもの。マジで美味すぎる。
白子焼きもプリップリの食感と旨味が口の中で弾けます。白子の下には昆布も敷かれていたので、そこからの旨味成分の影響も強いのでしょうか。完全に酒の肴。美味すぎ。
すり身揚げもどうやら富山の郷土料理のようですね。これも良い。マヨネーズにちょっと七味をかけて、食べるのも美味しかった。「すり身」というか「美味い」を揚げてる料理でしたね。
んで、なにより感動したのが、白えびのから揚げですよ。
なんなんですか、これ。
無限に食えてまうて。
ちょうどいい塩加減なのでそのまま食べても最高なんですが、少しレモンを絞れば、さらに美味い。
なぜ揚げ物にはレモンがかくも合うのかという疑問は未だに解明されていませんが、このから揚げも然りでめちゃくちゃ合う。
小さな身に、確かな食感と旨味が凝縮されていました。これ嫌いな人おるんかというレベル。富山の人は日常的にこれが食えるのかと非常に羨ましく思いましたね。
これだけ美味い料理を食べられるんですから、夕方から混み合っているのも納得です。小1時間だけだったとはいえ、行けて良かった!
その後、もう1軒ハシゴして、最後は駅前の店で富山ラーメンで締め。
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やはり富山の海鮮は格別ですな。
しこたま酔っ払って初日は更けていきました。
(2日目に続く)