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サバの煮付け好きとしては無視できない。天満の割烹 加門のランチ

天満で久々に昼飯を食べようと思い立ち、天神橋筋商店街から1本ずれた道を闊歩しながら魚を食いてぇなと考えていたら手書きのメニューを出しているお店を発見。(外のメニュー写真撮り忘れました)

「手書きのメニューの店はだいたい美味い」説を唱える身としては無視できないセンサーがビコンビコンと反応しましたので、チラッと中を覗いてみると、おじさん数人が美味そうに定食を食べているのが見えます。

カウンターには板前さんが2人。

奥に親方然とした男性、手前に修業させてもらってます感のある少し若めの男性。

店の外で一瞬だけ親方を目が合い、厳しそうな雰囲気に若干たじろぎましたが、メニューにはサバの煮付けがあるのでサバ好きとしては無視できませんし、美味そうだなと思えた自分の直感を信じて入店時することにしました。

「いらっしゃいませぇ!」

若めの板前さんの威勢良すぎる歓迎の声に更にたじろぎましたが、カウンターに座り心を整えます。

丼や天ぷら、刺身系にも惹かれましたが、やはり煮付けが食べたい。価格も安いし。

このご時世で1000円きるのありがたいですよね。

カウンターには昼間からビール飲んでるようなおっさんばかり。きっと常連なんでしょう。

ちなみに、個人的に美味い定食を出す店かどうかを判断する際の軸としていることがあります。(個人の感想です)

1、メニューが手書き
2、挨拶しっかりしてる
3、ご飯の盛り方がきれい
4、小鉢にも手を抜かない

現時点で、1と2が該当しているので期待高め。

お、いよいよ届きました。

ご飯もきれいですよね。

これ当たり前やんと思われるかもですが、たまーに適当に盛り付けしてくるお店ありますからね。

味噌汁。
うまい。
なめこが入ってるのが嬉しい。

小鉢はどうでしょう。

おでんか、良いですねぇ。
味がしゅんでる。。
脇役ちゃうで、この美味さ。
主役張れまっせ。
このおでんをアテにしてお酒もいいな。

小鉢にも手を抜いてない。
完全に当たりの店でした。

ではいよいよ主役のサバの煮付け。
里芋と若竹が一緒になってるの初めて見ますね。

おぉぉ。
これは、、ご飯がすすむ味。
めちゃくちゃ美味い。

メインのおかずが美味しいのは、すでに1〜4をクリアしているので当然の帰結といえますが、美味い。

ご飯にワンバン必至。
てか、タレだけで茶碗1杯いけるレベル。

これこれぇぇ!
こういう煮付けが食べたかったんよ!

と心の中で叫び散らかしながらご飯もモリモリ食べ、おかわり可能なんだろうかと考えていたら、入ってきたお客さんに「今日はご飯が無くなってしまいランチ終了したんですよ」と、若い板前さんが申し訳なさそうに元気よく伝えていたので、おかわりは諦めました。

そこからはひとくちひとくち味わいながら、進めます。

美味い。
美味い。

里芋と若竹もタレとの相性がいい。
新しい発見。

やはり、自分の中の判断軸に狂いなし。
次は刺身と天ぷらの定食を食べてみよう。

加門
大阪府大阪市北区天神橋5-4-5

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