「味噌×白湯」のスープが美味い。味噌ラーメン好きとしては無視できない「新地らー麺 近松」
昔、ジャンプで連載されていた『BØY』という作品が好きだったんですが、主人公(日々野 晴矢)の好物が「味噌ラーメン」ということに多感な少年だった僕はわかりやすいほどに影響されましてですね、無理やり食べるようになってからというもの、味噌ラーメンがすっかり好きになってしまいました。
現在も自宅で作るラーメンは「サッポロ一番」の味噌一択というほどに味噌ラーメンが好きなのですが、その割には梅田界隈でいまだに美味いと思える味噌ラーメンに出会えていないことに先日気がつきました。
これは「味噌ラーメン好きとして、あってはならんことだ」ということで、早速お店を探し出したところ、ヒットしたのが「新地らー麺 近松」さんです。
その名の通り、北新地にお店を構えていらっしゃり、画像とかを見ていると味噌ラーメンがめちゃくちゃ美味しそうだったので、味噌ラーメン好きとしては無視できないということで早速突撃することにしました。
ところが、金曜のお昼にお店へ向かおうとしたものの、営業は18時からとなっているじゃありませんか。
軽く絶望しかけましたが近くに姉妹店があることを知り、そちらは昼営業されているとのことなので、方向転換していざ曽根崎にある梅田店へ。
梅田店に到着すると、隣が有名な風◯店だったので、一瞬入る場所を間違えそうになったものの無事入店できました。
13時ごろに入店したところ他にお客は2組。ランチのピークタイムは過ぎていたので、余裕を持って座れました。
提供されているラーメン各種は画像のとおりなんですが、今回、近松さんへ行こうと思った決め手になったのが「味噌白湯」というメニューです。
白湯といえば、豚骨や鶏ガラなどをコットコトに煮込んで作る白く濁った世界中の人が好きなスープのひとつじゃないですか。
そんな白湯が大好きな味噌とミックスされているなんて、「そんなもん美味いに決まっとるやないか」という話じゃないですか。
なので、迷うことなく「味噌白湯」を注文したのは言うまでもありません。
ほかにもレアチャーシュー丼とか、サイドメニューにも心奪われそうになりましたが、今年の8月までに体脂肪率を15%(1/11現在で約24%)に落とすと決めているので、無駄な糖質は摂取してはならんと苦渋の決断でラーメン一択としました。
筋トレ終わりでもあったので足りるか不安でしたが、麺の1本1本をゆっくり咀嚼して満腹中枢をできるだけ早く刺激することで、なんとか乗り切るしかねぇと人知れず葛藤していたところに味噌白湯ラーメンが到着。
届いた瞬間、鼻腔を通じて脳幹を刺激する味噌の芳しい香り。
食欲をそそります。
味噌の香りで興奮するところ、やはり日本人だなと実感させられますよ。
香りを楽しんだお次は、見た目。
どうですか、これ。もう見るからにクリーミーな味わいであることが想像つくでしょ。
では、まずは当然ながらスープからいただきます。
芳醇な香りとクリーミーな口当たり。
そしてしっかりとした味わいを楽しめつつも、決してしつこくない。
絶妙な塩梅ですね。
「あぁ、これ好きな味だわ」と、一口目から当たりを引けたと確信できました。
ほんのりピリ辛さもあり、それがまた良い。
クセになりそうなスープです。
美味い。
もう一口飲んでも、美味い。
さらにもう一口飲んでも、やはり美味い。
このままだと先にスープがなくなって、まぜそばになってしまいかねなかったので、意識を切り替え麺へ。
スープによく絡み、ちゅるっとした食感。
個人的には、麺の太さもちょうどいいですね。
チャーシューも美味い。単体でも十分美味いのですが、スープと麺と一緒に食べたら、もう無敵。
さらがら、『BØY』の日々野 晴矢のようです。
いやぁ、美味かった。
味噌×白湯。珍しい組み合わせですが、ぜひ一度ご賞味あれ。
新地らー麺 近松 梅田店
大阪市北区曾根崎1丁目2-20大幸ビル1F