
冷やし中華好きとしては無視できない。"発祥"といわれる仙台の中国料理・龍亭さんの「冷やし中華」
どうもどうもカワブチです。
先日、人生で初めて東北地方への上陸を果たし、宮城県は仙台へ旅行に行ってまいりました。

ちなみに仙台を選んだ理由は、東北で「一番デカそう」というなんとも短絡的な理由からでしたが、現地では秋保温泉に牛タン、喜久福、笹かまぼこなど、名物といわれるものをしっかり堪能してきたことは言うまでもありません。



上記にあげた名物だけでも十分すぎるほどに魅力的な街だったのですが、実は旅行の予定を決めるためのリサーチをしている際に、「仙台には"冷やし中華発祥"のお店がある」という大変耳寄りな情報をゲットしていました。
毎年夏になると日清さんの冷やし中華を必食することを使命とし、子供の時には日清さん以外の冷やし中華を食べたら味が違いすぎて、母親に「今後は日清以外の冷やし中華はやめてくれ」と懇願した経験があるほどに冷やし中華が好きな身としては、"冷やし中華発祥"の店というパワーワードがブッ刺さらないわけがないので、もちろん訪問してまいりました。

仙台駅から歩くとまあまあ遠かった(徒歩20分前後)ので、訪問される際は地下鉄なりバスなりタクシーなどを利用されることを推奨しますが、まあとにかく無事に到着。ランチのピークタイムを過ぎていたこともあり、スムーズに着席できました。
もちろんオーダーしたのは「冷やし中華」(1,430円)です。タレを「醤油」と「胡麻」のいずれか選択できるのですが、店員さんによると人気は半々とのこと。非常に迷いましたが、定番かつ発祥でもある「醤油」を選択。
さらに、せっかく来たのだからと、冷やし中華以外に点心、焼き飯、スープ、杏仁豆腐を楽しめる「飲茶セット」(1,100円)もオーダーしました。
待つこと数分。

ご覧ください、この神々しさを。涼しげな器に美しく盛られた、見るからにちゅるしこな麺と堂々と鎮座せしぷりっぷりのエビ。まさに「美味くないわけないやん」といった様相を呈していましたが、具材がはじめからトッピングされているわけではなく、別皿に載せられてやってくるところも特徴的です。
普段、日清さんの冷やし中華を食べる際は醤油ダレにマヨネーズを加えて食べることが僕のスタイルなのですが、こちらの冷やし中華はタレのみで楽しむタイプの模様。
果たしてマヨネーズなしで満足できるのかと若干不安を覚えてしまいましたが、いざ実食してみると、そんな不安は杞憂に終わりました。口に入れた瞬間に、ほどよい酸味と旨みが口の中を駆け巡り、後味もあっさり、さっぱり。クセになりそうな食べやすい冷やし中華でした。
「これならランチに軽く2杯はいけるわ。なんなら醤油と胡麻、2個頼んだらよかった。うめぇぇぇぇ、さすが発祥の店ぇぇぇ」と、唸っていた僕にさらに追い討ちをかける出来事が。
なんとなくでオーダーしていた飲茶セットについてくる「チャーハン」があまりに美味いのです。食べることに夢中になり、チャーハンの画像を撮影し忘れたことは痛恨の極みでしかないのですが、龍亭さんのチャーハンは人生で食べた数多のチャーハンの中でもトップ3にランクインするのでは?と思わせてくれるほどに美味しいチャーハンでした。
龍亭さんへ訪問された暁には、冷やし中華の注文はいわずもがな、チャーハンも一緒に頼むことを全力でおすすめします。
ほなまた。
龍亭
仙台市青葉区錦町1-2-10