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「新世界への修学旅行」止まっているなら、動かしたいです。 早川芽生

こんにちは!
早川芽生です。

私は今、旅人しています。
たぶん、新しいところに行ったり、新しいことを知ったり、
今まで出会ったことのない人と仲良くなることが好きなんだと思う。

そんな私が、
この「新世界への修学旅行」を再び動かしたい!
と言っている、そんなお話です。


この2、3年間「新世界への修学旅行」はどうなってたの?

とか

ってそもそも、あなたは誰?

とか聞こえてきそうですね。
当たり前です。

00. 「新世界の修学旅行」のこれまでと今

そもそも、新世界の修学旅行って何?っていうお話は、
このHPを見ていただければ、なんとなく分かると思います。

全国には、家でも学校でもない「いばしょ」になりうる
素敵な宿やゲストハウスがたくさんあります。
そこに、「いばしょ」がないと感じている子どもたちを
修学旅行へ連れていこう!

面白く、楽しく、でもマジメに。
新しくて楽しいもの創っちゃおうよ!

そんなプロジェクトです。

他の方が書いたnoteもぜひ読んでみてください。
等身大のことばに、ものすごく暖かくて、熱いメッセージが込められているから。

<これまでの話>
「新世界への修学旅行」始まりの話 真崎睦美
「新世界への修学旅行」に関わる存分な理由 たつみかずき
「新世界への修学旅行」のハッピーになる仕組みと実現できる理由 鈴木健太郎
もと不登校の私が「新世界への修学旅行」に関わる理由 田中ありす
大好きな兄が不登校。この社会を本気で変えたいと思う理由 皆川孝弘
不登校を選ばなかった僕が新世界への修学旅行をする理由 佐藤恒平

さて、そんな「新世界への修学旅行」は約4年前に立ち上がり、
構想や説明会を経て、第2期ツアーを全国5カ所で開催。
さあ、これからさらに拠点を増やしていくぞー!!!!

・・・そんなタイミングで、
2020年3月、コロナ禍が訪れました。
そこから、約2年間にわたって開催ができていない状態。


だ、そうです。

01. そもそも誰?ってなった人のために、私の話をしておきます。

っていうのも、
私はここまでの経緯に全く関わっていないんですよね。

このプロジェクトが立ち上がった2018年、当時の私は高校生。
勉強!部活!ごはん!寝る!
っていうスポコン(競技かるた部っていう文化部だったけど)
みたいな生活を元気に楽しく送っていたし、

2020年に大学に入学して、
自分のこれからとも向き合うようになったタイミングで
すでにこのプロジェクトは中止を余儀なくされていた。

話し始めると長くなるんだけれど、
この「新世界への修学旅行」に携わっているのが
私の人生のちょっとした転機みたいな場所のオーナーや
その友人の方がだった。

たまたま。

そこに出会ってしまったのが
大学3年生の年を休学して、
全国の地域や人をめぐる旅まっ最中の私だった、というわけです。

結論は、

「新世界への修学旅行」を再び動かしたい!
将来的には、全国500箇所くらいの宿やゲストハウスで
修学旅行を開催したい!!

ってことを書きます。
公式noteっていう公の場だけれど、
誰のためでもない、自分のために書きます。

これを読んだあなたが、
「新世界への修学旅行」に行きたい!とか
関わってみたい!とか
思ってくれたらもちろん嬉しいな、とは思うけれど、

そのために書くのもちょっと違う気がするのです。
完全に自己満足だけれど。

だから、このプロジェクトの背景とか詳細とか、
参加したり関わったりする方法とかを知りたい人は、
ホームページや
今後に掲載されるであろう、具体的な内容のnoteを見てもらった方がいいかも、しれません。

早川芽生(はやかわ・めい)🌱
2001年生まれ。21歳。出身は愛知県。
2020年に東京大学理科一類に入学。
現在は東京大学工学部3年生(休学中)。

コロナ禍でキャンパスに通うことのなかった大学1年生の春休み、
「まちづくり」に関心を持って長野県・塩尻市にある古民家シェアハウス・宿場noie坂勘に飛び込む。

クラウドファンディングで集めた資金をもとに、塩尻市での体験をまとめた本を自費出版。
現在は、塩尻市をも飛び出し、全国各地の地域や人をめぐる旅人。

好きなものは読書と料理、あとはクレープ。
特技は、車で誰も気づかない間に一瞬で眠ること。(わざとじゃない)


02. 私が「新世界への修学旅行」に関わる理由。

どうしてやりたいのか?
実は、自分でもよく分かっていません。

でも、いろんなピースが全部、はまったんです。
この話を聞いたときに。

「新世界への修学旅行」の話を具体的に聞いたのは、
つい最近のこと。
東京都にある本州唯一の村・檜原村にて「ゲストハウスへんぼり堂」を
運営している、けんたろーさんのもとで、
へんぼり堂に居候していたときのことです。

けんたろーさんは、このプロジェクトの立ち上げメンバーの一人で、
日本中の宿やゲストハウスと提携して、
「全国どこでもいばしょだらけ」は実現できるという未来を
見せてくださいました。


その未来を、私は見たいと思いました。

「このプロジェクト、やる人さえいれば動くんだけどねーー」

と話すけんたろーさんに、気づいたらこう言っていました。

それ、やらせてください!

学校でしか学べないこともあるし、
学校じゃない場所でしか学べないこともある。
その上で、「学校に行く」とか「学校に行かない」とかいう選択を
どちらも積極的にできる未来。

「家」と「学校」以外にも、学びの場も居場所も
たっっくさんある未来。

そんな未来を私は見たいし、
それはできると思います。

だって、
学校でしか学べないことも
学校以外でしか学べないこともあるのはその通りだし、
家や学校以外にも、学びの場や居場所はたっっっっっっっっっくさんあるからです。

私は、学校でマジメに(笑)勉強して、塾へも通わずに東大に入りました。
小学校、中学校、高校、大学での生活を経て、

いわゆる「勉強」以外にも、学校でしか学べないことってあるな

っていうことは体験として実感しています。
学校ってすごいです。
でも同時に、大学を休学して、それでも毎日学びつづけている私は、

学校以外でしか学べないこともたくさんあるよ

と自信を持って言うことができます。
お金の稼ぎ方も、経済の仕組みも、政治のことも、
確定申告のやり方も、ジェンダーのことも、
日本の学校では十分に学ぶことは、正直できません。

でも、だからと言って、世の中のこと全てを
学校教育に押し付けるのもなんだか違うなって思うのです。


・・・若干話が逸れてしまいました。

「学校に行く」ことも「学校に行かない」ことも
積極的に選べるような未来が見たい。

そして、それを言うにはあまりにも
「学校以外」の選択肢が少なすぎるのが現状です。

でも、選択肢にないだけで、
居場所はそこら中に存在します。

本当に。

休学して、家を持たずに、全国の地域や人をめぐるんだ!

って言った私を、
家族や友達はたくさん心配してくれました。

でも、なんとかなってます。
むしろ、なんとかなっている以上に、私はこの休学期間中に、
スポンジのようにたくさんのことを学んでいます。

「いばしょ」は創らなくていいのかもしれない。
そこにある「場所」を「いばしょ」だと名付けてしまえばいいんだ。

これが、最近の大きな気づきです。

この1年間、いろんな地域や人を旅して、
じぶんの「いばしょ」をたくさん見つけていきたい。

だったなら、それを自分ひとりでやるんじゃなくて
みんなとやったらもっと楽しいじゃん。


長々と書いてしまったけれど、
要は、楽しいこと、みんなでやろう。っていう話なのです。


03. 「社会貢献」の文脈でしか社会と繋がれないZ世代の私たち。

急にかっこいい章題にしてしまったんだけれど。
さいごに、私がこの頃感じている違和感、みたいなものについて書かせてください。

私たち大学生は、よく問われます。

やりたいことは何?
夢や目標は何?

直接、人から聞かれるときもあるし、
「社会」っていう目に見えない何かに、問われていると感じるときもあります。

そこには、ほぼ例外なく、こんなニュアンスも含まれているように思うのです。

どう社会に貢献するのか?
「社会課題」に対してどうアプローチしたいのか?

それは、「自己実現」「好きなことを仕事にする」といったことに対する
ポジティブな感覚や、
実際に社会課題の解決へ向けて、惜しみない努力をしている人への賞賛や
メディアやSNSでの取り上げられ方、
みたいなところから来ているのかなと思います。

そういった取り組みをしている人を
私は心からリスペクトします。
本当にすごいと思う。

けれど、それを強制される社会もなんだか息苦しい。

よく

最近の子って社会のこととか真剣に考えててすごいよね
私、大学生の頃なんてなーーーんにも考えてなかったよ

って言ってもらうときがあります。
嬉しい気もするけれど、
「社会貢献」の文脈でしか社会に繋がれない私たちの世代なのかもしれない
って、少し息苦しくなるんです。

想いの部分って、
もっとライトで、シンプルでいいんじゃないかなーなんて思うのです。

誰かのため!とか
誰かを救うため!とか

そう言うんじゃなくてもっと、

こんな未来が見てみたいなーとか
なんだかそういうところから始めてもいいんじゃないかなって。

きっと私は、
そこにある「場所」を「いばしょ」にしてしまう
ことが得意なんだと思います。

その中で、この数ヶ月間、
本当に素敵な場所や人に出会いつづけてきました。

じぶんの好きな映画や本を
他の人にもおすすめするような感覚で、
じぶんの好きな場所や人を
他の人にもおすすめしたい。

そうして、それを共有することができたなら、
私はものすごく嬉しい。
それだけ。

そんな未来を見たいから、
「新世界への修学旅行」というプラットフォームをつくりたいし、
大きくしていきたいのです。



細かいことは、まだなーーーにも決まっていません。
でも、自分のためにも、
どうしてやるのか?を言葉にしておきたかった。

しがない大学生の自己満足に、
ここまで付き合ってくださり、ありがとうございました。


このプロジェクトに関わってくれる地域や人も、
応援してくれる人も、
たくさんたくさん必要です。

すべての人が、
このプロジェクトに関われるように。
関わりしろを無限につくっていこうと思います。

だから、みんなで面白く・マジメに、
楽しいことしよう!
少しでも、興味を持ってくださったら嬉しいです。


HPも、見てね↓↓


早川芽生


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新世界への修学旅行
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