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100万文字ライティングへの挑戦でプレゼンテーション力を磨く
「まるで小学生みたいな作文だねぇ」
夏休みの宿題である読書感想文を先生に返却されたとき、先生にそう言われた。高校2年の時である。その頃から文章を書くことが嫌いになった。ちょうど進路は理系ということもあり、文章を書くよりも、計算式を書く、証明をすることの方が多かった。大学も理系。幸いなことに僕のいた研究室には、卒論がなかった。大学卒業後も、フリーターをしていたから、ほとんど文章を書くことがない。作業報告書を書く程度のことで、読書感想文のように心情を文字にしなくて良い。ただ、出来事だけを伝えればよかった。高校生2年生からセミナー講師になるまで、僕はほとんど文章というものを書くことがなかったんだ。
僕は、文章を書くことが嫌いだ。そのキッカケは、高校2年生の読書感想文への先生の一言だ。嫌いだから、書かなかった。書かなくていい環得するために、ブログやメルマガを書く必要があった。もう書くことが嫌いとか言っている場合じゃない。それをしないと、セミナービジネスができないから書いていた。生活のために書いていた。一時期は、ブログ記事を1日3雉、メルマガも1日1記事、計4本の記事を毎日書いていた。これだけ書いていれば多少はライティングも上達し、反応も出てくるし、ブログアクセス数もメルマガ登録数も増えていったから、ブログを書くのも苦痛ではなくなっていた。でもそれは、ライティングが楽しいというわけではなく、ビジネスにつながったから、お金に繋がったからという要素が強い。ライティングについて褒められることも増えてきたが、それでもライティングへの苦手意識はとれないし、嫌い。いつまでも文章を書くことが好きになれなかったんだ。
そんな僕が、これから100万文字のライティングをすることにした。期限は、2022年いっぱい。今年中に合計100万文字のライティングをすることにしたんだ。今年はのこり260日くらい。ざっと計算して、毎日4000文字の記事を書くことになる。僕は、ここ一カ月ほど記事を書き続けているけど、記事の文字数は2000文字程度。その2倍の記事を毎日書いていく。以前、電子書籍を書いたことがあるけど、文字数で言うと3万文字くらい。商業出版になると、だいたい10万文字くらいかな。100万文字というのは、電子書籍だと30冊、商業出版だと10冊の文字数。かなりの文字数だ。それを今年の内に書ききる。しかも、その質は落とさない。むしろ高めていく。そんなチャレンジをしていくことにした。
文章を書くことが嫌いな僕が、なぜそんなチャレンジをするのかと言うと、プレゼンテーション力を磨くためだ。ライティング力を磨くためではなく、プレゼンテーションを磨くためにライティングをするのだ。
僕は、文章が書くことが嫌いだ。楽しく書けないことの方が多い。ここ数年は楽しくライティングをしているが、ほんの数年前は、気持ちを殺して淡々と書いたものだ。そんな時期でも、楽しくライティングをできたことが何度かあった。気持ちが完全に入り込み、もう書きたくてしょうがない。そんなテンション。完全にゾーンに入って、頭に浮かんだものを文字に落とし込む。それが凄く楽しくて、ノリノリになって、ライティングできるときがあったんだ。この感覚は、プレゼンテーションで気持ちがノッているときと似てる。というか、同じ。次から次へとイメージが湧いてきて、話したくてしょうがない。言葉にしたくてしょうがない。という感覚だ。伝えたいことがあふれ出てる。そんな感覚が、ライティングにもプレゼンテーションにもある。それが、凄く快感なんだ。
僕は、これまでセミナーや講演会で、プレゼンテーションでそんな感覚を体験してきた。このゾーンに入った感覚、自分の存在を全身で表現する、内から溢れるエネルギーを遠くへ放出する。そんなことがしたい。僕は、宇宙でセミナーをしたい。宇宙から地球に向けて、自分の言葉を届けることもあるだろう。それを考えると、今のプレゼンテーションのレベルでは、凄くこじんまりしそうな感じがするのだ。確かに、機械を使えば声も映像も届けられる。しかし、僕の持つエネルギーは機械では届けられない。だから僕は、宇宙でセミナーをするにふさわしいレベルにプレゼンテーションを磨いていきたいんだ。
バンド時代、ライブハウスで働く友人がどうしたらバンドのレベルを高められるかを話してくれた。彼曰く、
10回の個人練習より1回のバンド練習
10回のバンド練習より1回のライブ
10回のライブよりも1回のアルバム作成
ということらしいんだが、これ、すごく納得なんだ。バンド練習を何度やるよりも1回のライブで学ぶことはすごく多いし、ライブを何度やるよりもアルバムを作った方がミュージシャンとしての質も心構えもアップデートされ、ライブの質がグンと変わるんだ。実体験としてもこれは凄く納得がいく内容だ。これを僕の体験とプレゼンテーションで言い換えると、次のようになる。
10回の個人練習より1回のプレゼン
10回のプレゼンより1回のセミナー
10回のセミナーより1回の出版
僕の経験上、個人練習も大切だけど、それ以上に大切なことは少しでも多く、人前に立つこと。聴衆が誰もいない状態よりも、人前で話す機会を増やすことが凄く大切だ。だから、たった1分でもいいから人前で話す機会を増やすとプレゼンテーションは圧倒的に上達する。そして、プレゼンテーションをセミナーできると、さらに上達する。ハッキリ言って、プレゼンテーションはプレゼンターが用意したスクリプトを伝えれば、終わりが来る。そこに聴衆とのコネクトがなくても終わりにすることが出来る。少し雑な言い方をすれば、一方的。しかし、セミナーはそういうわけにはいかない。聴衆とのコネクト、コールアンドレスポンスが無いとセミナーとしては成立しない。プレゼンで聴衆の心をグッと惹きつけるためには、聴衆とのコネクトが欠かせないのだ。そのために有効なのがセミナー。セミナーをして、聴衆の顔がハッキリと見えるようになった時、プレゼンでの立ち居振る舞いというのは全く変わってくる。
そして、最後に来るのが出版だ。プレゼンテーションを磨くためには、出版するのが一番だというのが僕の実感なんだ。商業出版でなくても、電子書籍でも良いのだが、作品としてカタチにしようとすると自分と徹底的に向き合わなければいけない。言いにくいことも言わなければいけなかったり、これまで隠していた失敗談なども表に出さなければいけなかったりする。自分を棚卸しし、自分が何をしたいのか、何を言いたいのかをはっきりさせていく。出版をすると、これまであいまいだったものがドンドンと浮き彫りになり、自分の主張ができるとともに、自分の言葉、自分の声で語れるようになるのだ。つまり、人間味が出てくるのだ。
僕が100万文字ライティングのチャレンジで望むのは、もっと人間味を出すこと。僕という存在を表現し、人間としての味を出す。これまでもしてこなかったわけじゃない。ただ、もっと出したい。もっと自分という存在を表現したいのだ。それを言葉にし、宇宙でセミナーをしたい。だから僕は、100万文字ライティングにチャレンジすることにしたんだ。不思議なことに、文字を書く抵抗感、苦手意識 などといったものは感じない。実際にやることは、ライティングなのに。100万文字ライティングチャレンジ。結果がどうなるかは分からないが、これからチャレンジしていくので、ぜひ見守ってほしい。
ということで、楽しんでいきます。
100万文字ライティングチャレンジ 経過報告
1日目:3086文字
合計:3086文字
残り:99万6914文字
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