勇気は伝染する(スティーブ・バノン有罪判決)
スティーブ・バノンは1月6日と何の関係もない。彼は犯罪を犯さなかったし、現場にいなかった。それでも1月6日委員会はスティーブを追うのをやめなかった。
日本ではあまり知られていないかもしれないが、現在の国民運動の立役者とも言えるスティーブ・バノン氏に彼らはついに手をかけた。
スティーブ・バノンはトランプの元側近で、2016年のトランプ大統領当選にも大きく貢献した。2020年パンデミックと同時にスタートした彼の番組「War Room」で独自の情報を発信し続け、愛国者達を支え、励まし続けた。
彼の罪状は「議会侮辱罪」。言われもないことで1月6日委員会に召喚されることを、信念を貫くスティーブは頑なに応じなかったからだ。
War Roomは私自身かなりコンスタントに見る番組で、アメリカの愛国者達はもちろんのこと、海外の私たちのような者にとっても貴重な情報源。励ましと勇気をもらってまた外へと出ていく場所だ。まさに国民運動を醸成するコミュニティ。今回の選挙で共和党がこれだけ勢いをつけているのにも、War Roomは大きく貢献していると思う。
と保守論客で、スティーブと苦楽を共にしてきたジャック・ポソービック氏。
判決が言い渡された後、スティーブ・バノンは記者たちに対してこう答えた。
トランプ氏召喚、スティーブ氏有罪判決。
中間選挙を前にますますなりふり構わない攻勢に出ている彼ら。
もう後がないのだろう。
共和党側も一歩も引けない。
今回負けてしまったら、アメリカは正真正銘のバナナ・リパブリックになる。
一人の人が勇気を持って立ち上がることの力、それは決して過小評価できない、とつくづく思う。スティーブの有罪判決もきっと追い風になると信じたい。
Divine Recovery is on its way!!!