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ドライヤー中に声をかけてくる美容師に勝つ方法

どんなコミュ力お化けも無力化させる「ドライヤー中の美容師の声かけ」にどう対処すればよいのか。

「なんですか?」
「はい?」
「そうですね!」

人間の論理空間を狭め、
語彙を3個にまで絞る究極の手法である。

その対処方法を考える。

美容師の無敵性

美容師は一見、無敵に見える。

我々はお金を払い、椅子に座らされ、
許可なしに薄い拘束着を強制される。

場合によっては仰向けの状態にさせられた挙げ句、水攻めをされる始末だ。

更には、何種類もの刃物を持参しており、
その空間を笑顔で徘徊しながら切り刻む音を響かせる。

だが、我々が美容師に勝る可能性を秘めている要素が一つある。
それは、金銭を支払っていることである。

金銭的な優劣が発生している以上、
奴らは我々の指示に従わなければならない。

この事実はどの時代でも変わることはないだろう。
髪を切った後に客に金を支払う美容室は存在しない。

勝利の方法「逆質問」

勝利するための手立ての一つとして、「逆質問」について触れる。

逆質問とは、質問が聞き取れなかった時の返事として、こちらからあえて美容師に質問をすることを指す。

敵「(聞き取れない質問)?」
賢者「ところで貴様は美容師となって何年が経過した?」

支離滅裂だと思うだろうか。
たが、質問後の状況を考えてほしい。
美容師は私の質問に答える他ないのだ。
なぜなら、私は客であり、彼は私から賃金を得ているのだから。

逆質問により答える権利を強制的に相手に移動させることができる。彼らは答えなければ、接客業を放棄することになる。

「聞き返されたらどうするのだ?」
きっと君は私をそう問いただすだろう。

安心してほしい。
聞き返されたら、もう一度同じ質問をすればいいだけだ。

同じ質問を2度聞き返すような勇気を持ち合わせた人間などこの世に存在しない。

余談

バリカン中に声をかけてくる美容師もいる。
ドライヤー同様、聞き取れない会話はお互い損なのでぜひやめてほしい。

「洗い流し足りないところありませんか?」
この質問も答えられたことがない。
洗う側がのほうが見えているのではないか。

「あなたの視界に不足がないのなら、問題ない」
そう答える勇気はまだ私にはない

おわり

Xのリンク:https://twitter.com/MajinNewType


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