【謎掛け】「のれん」と掛けて「セールスマン」と解く
「のれん」と掛けて
「セールスマン」と解く
その心は？
外に出てれば営業中
私の一番好きな謎かけです。とてもセクシー。
このレベルの謎かけは貴重です。高級謎かけと勝手に呼んでます。
一般謎かけと高級謎かけの違い
私が今考えた人生初の謎かけを惜しげもなく紹介します。
「書きかけの小説」と掛けて
「こたつの上にあるもの」と解く
その心は？
「みかん」でしょう
いわゆる同音異義語を利用した謎かけですね。よくあるやつです。
個人的にはこれを一般謎かけと呼んでいます。
せっかく考えたのでもう一例。
「スマートフォン」と掛けて
「ファッション雑誌の表紙」と解く
その心は？
定期的にモデルが変わります
同音異義語のアレンジパターンです。
まだ高級とは言えません。区大会レベルです。
次は少し違うタイプの謎かけです。
「多機能なスマートフォン」と掛けて
「女性好きの男性」と解く
その心は？
財布にもなります
構造的な類似を見出したタイプの謎かけです。
クオリティは微妙ですが、
ただの同音異義語による謎かけに比べて少しラグジュアリーな気がしませんか？
謎かけは「遠いモノ」であるほど高品質
二者間の類似を推論し当てはめることをアナロジーと呼びます。
「これって何かと似ていないか？」を考え、
異なるもの同士をある共通する要素で結びつける思考法です。
「のれん」と「セールスマン」の共通点が「外に出てたら営業中」であるように、
高級謎かけは単純な同音異義語ではなく、
構造的な類似を共通点としています。
構造的な類似を見抜くアナロジーは、
「この問題は、他の何かに似ていないか？」
「別の分野の知見から解決できないだろうか？」
問題解決にも必須の能力です。
謎かけは頭の体操はもちろんのこと、
問題解決にも使える思考法を鍛えることができます。
Wコロンのねづっち氏は問題解決のプロフェッショナルと言えますね。
余談
謎かけ、人生初作成でした。
同音異義語のタイプは割りと簡単かも。
作り方などは知らないので、選んだ対象(今回で言えばスマートフォン)の特徴をひたすら紙に書き出す手法を試してみました。
・顔を別人に加工できる
・家に忘れると絶望する
・気を抜くと顔に落ちてくる
このあたり、使えそうな匂いがしますね。
高級謎かけを即興で作れるレベルの化け物がいらっしゃいましたら紹介してください。