あまりにも弱すぎる「効いてる効いてるw」という煽り
かつて一世を風靡した(?)
主にインターネット内で使用される煽り文句である「効いてる効いてるw」というフレーズ。
現代の若者も使ってくれているだろうか。
この煽り文句、弱すぎるので、あまりおすすめできない。
反論として成立していない
一見、AがBを手玉に取っているように思えるが、実際はそうではない。
Aは、Bとの議論を放棄してしまっている。
つまり、発話の内容ではなく、発話者を問題にして人格攻撃に舵を切っている。
その結果、議論という土俵を自ら降り、敗北に身を置いている。
議論において、反論ができないまたは沈黙するということは、敗北と同義である。
「効いてるw」と言ってしまうのは、
「反論が思いつかないからとりあえず何か言って辱めよう」と言っているようなもの。
ついでに、反論が思いつかず人格攻撃をしている例を一つ。
人間の性質と、議論の内容は全く関係がない
簡潔に相手を沸騰させる優秀な煽り文句達。
だが、それらは決して、議論を進める効果はない。
口に唾を溜めまくり、顔が真っ赤で早口で捲し立てる大賢者がいてもおかしくない。
つまり、上で言及したような煽り文句に含まれる人間の性質と、本人が展開する主張の内容には全く関係がない。
煽り文句のほとんどは、反論などではなく、ただ相手の態度を主観的に実況しているだけだ。
勝負の場から逃げた人間に腹を立てる必要はないだろう。
テレビ視聴者の罵声は、プレイヤーの耳には届くことはない。