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ボーダーレス

こんにちは。


北陸も少し寒くなって来ましたが、ラニーニャはちょっとまだ信じられないですね。。


コロナをきっかけにしたアウトドア・キャンプブームは一段落。

業界は必死に盛り上げようとしたが、2次流通にキャンプ用品コーナーができたり、有名ショップが閉店・撤退したりといい話は聞かない。

人気ブランドは、マーケティング・ブランディングが上手く、売上は伸びているかもしれませんが、単にパイの取り合いであって、どこかの売上が同時に落ちていると思います。


ありとあらゆる情報がネットから始まり、その量たるや、狭い業界とは思えないほど溢れまくって混沌としているなあと。


元々登山人口は年々減少してます。

なので売り上げが伸びているとこは少ないでしょう。

キャンプ用品同様ブランド力やカスタムオーダー、限定品やコラボものが人気の
模様。


パックは昔は”ギア”だったのですが、もはやファッション感覚で選ぶ時代に
変化しています。

機能性が悪くなければ、見た目がいい方がいいに決まってる。



ウェアに関しても日常(普段着)と非日常(山でのスタイリング)のボーダーも無くなってきましたよね。



海外は何となく境目がないというか、そのまんまのアウトドアウェアを日常的に取り込んでいるイメージがありますが、日本はアウトドアウェアに見えないアウトドアウェアやリアルには使えない(無駄に重いとか)ウェアを日常的に好んで着る、それをアウトドアシーンでも着るという独特な文化になっていきそうな予感ですね。

比較的明確に分かれていた、普段(日常)と山(非日常)。

・機能素材を売りにしたそこそこ高額なアパレル屋さん
・マスブランドも乗っかってきてマーケットの認知が一気に拡大
・価格の低下(競争)


思い出すとミズノのブレスサーモなんて、登山用というより普段用やカメラやる人に売れてましたけど、その先は機能性素材を使って安価にプッシュし始めた
マスアパレルのパワーだとは思います。


日本も経済的に下降の一途なのでうまくマッチしました。安いに越したことはない。


プレミアムブランドのアウトドアウェアも、”ガレージブランド”と呼ばれるような
ニッチなメーカーもカジュアルウェアとして認知されれば、より売れやすくはなりますよね。

黄色とか赤とか、いかにもアウトドアウェアは随分前から売れなくなっていました。

ファッションアパレルとして確立できれば、さらにパイは広がるからメーカーも
は必死、、、。

ビームスを代表にセレクトショップにもアウトドアブランドが普通に置いてあるから、まあ普通の登山用品店は厳しいわけです。
だって普段着るだけなら別に山の知識とかいらないからアウトドア屋さんで買わなくていいですもんね。。。


と、冷静に分析したところで、一個人商店としては限界があるので、今後の方向性をきちんと決めないといくら仕入れても売れないという現実が待っています。。。


希望としてはギアとしてのウェアを売っていきたいんですけどねwww













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