[レポート]京都市立芸術大学とのエクスチェンジプログラムを実施しました
昨年10月から、京都市立芸術大学との連携で開催している「エクスチェンジプログラム」。2月までに全7回を実施しました。
京都市立芸術大学で陶芸、染織を学ぶ大学院生と、たんぽぽの家やGoodJob! センター香芝のメンバーとが、互いの創作の現場を行き来し、共同作業や意見交換をおこないました。素材、身体、道具といったキーワードをもとに、京都芸術大学大学院教員の森野彰人さんと安藤隆一郎さんに監修していただきました。
また、前半をへて、原始的でありかつ、いろいろな身体の特徴をこえて繰り返しやすい行為「たたく」に注目する流れになりました。
木にはじまり、土(陶土)、布に挑むようになりました。さまざまな国や地域におけるものづくりの「身体」や「道具」に関する映像を見たり、さまざまな道具を使ってたたきながら試行錯誤をしました。途中なかなか先がみえない迷いの時間もありましたが、自発的に協力したり、普段はしないようなとを思いついたり、全員にとって新鮮な経験となりました。
報告会を開催します
この交流と実験の過程を、携わった学生や障害のある人たちがともに振り返る会を開催します。制作をサポートするたんぽぽの家のスタッフや、大学教員からも、エクスチェンジを経ての気づきやこの取組みのもつ可能性についてお話します。交流のなかでできた木、土、布の作品の展示もおこないます。
詳細やお申込み方法については、下のURLよりご覧ください。
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本事業は、文化庁「令和5年度 障害者等による文化芸術活動推進事業」において「ニュートラの学校:福祉と伝統工芸をつなぐ人材育成と仕組みづくり」 として実施します。