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NewsPicksソーシャル編集部が注目するコンテンツ、9選(2020年7月)
こんにちは。NewsPicksソーシャル編集部の櫻田潤です。
noteの運用をスタートして、1カ月経ちました。これまで5本の記事を公開しています。
〈一番反応がよかった記事〉
今回は、7月も終わるので、ソーシャル編集部メンバーが今月注目したコンテンツをコメント付きで紹介します(6月の注目コンテンツはこちら)。
それではどうぞ。
7月、注目のコンテンツ
まずは1人目、松嶋さんによるセレクトからお届けします。
松嶋こよみ(Instagram)
東京下町生まれ。NewsPicksでは主にオリジナル記事のバナーや図版のデザイン、Twitter用オリジナルコンテンツのデザインを担当しています。海外旅行・読書・映画鑑賞が趣味で、人と話したりお酒を飲んだりしながら、答えの出ないことを考えるのが好きです。好きなニュースジャンルは国際・ファッション・科学・小売などなど、自分ごととして捉えやすいもの。
noteで執筆した記事:ゲイツ、イーロン、オバマ…世界のリーダーの愛読書15選
【Pick 1】身近で起きているドラマ
牛角、かっぱ寿司、甘太郎、フレッシュネスバーガーの共通点をご存知ですか?
……正解は、どれも「コロワイド」という外食チェーンを展開する企業の傘下にあるブランドということ。
今回はコロワイドがその仲間に大戸屋を加えようとしているニュースです。当の大戸屋は大反対で、ドラマのような展開を見せています。
この話のポイントがわかる10コマ漫画はこちら 👉 【気楽に学ぶ】なんで「株主総会」って、よく揉めているの?(NewsPicksに飛びます)
【Pick 2】日本でもようやく、レジ袋有料化
“ひび割れのあるバスタブにお湯を溜めていると気づいた時、やるべきことは土嚢を積むことではなく、栓を閉めることだ”
これは、環境問題に対する意識の高い友人の言葉です。
プラスチックはリサイクルすればいいのではなく、そもそも生み出さない努力が必要というメタファー。
レジ袋有料化で期待できるのは、CO2排出量削減という直接的な結果だけでなく、意識の変化かなと思います。
【Pick 3】Neuralinkが動き出す
イーロン・マスクが2016年に立ち上げたスタートアップ「Neuralink」は、人間の脳とコンピュータを直接繋ぎ、AIとの共生を目指す企業。そんなNeuralinkが8月に最新情報を報告すると話題になりました。
人間の感覚や思考は全て電気信号だから、そのパターンを見出し制御できれば、考えただけで思考を形にできる日が来る。──次々と人類をアップデートしにかかるイーロンの、次の一手が楽しみです。
🍚 🛍 🧠
つづいて、2人目、土山さんによるPickをお届けします。
土山晴矢(Twitter)
1980年生まれ。石川県出身。2017年2月にNewsPicksに入社し、マーケティングに携わった後、現在はソーシャルメディアを担当。好きなニュースジャンルは、テクノロジー、音楽、海外サッカー、ファッションなど。今熱中しているものは松本清張作品で、オススメは『陽炎絵図』と『神々の乱心』です。
noteで執筆した記事:ポッドキャスト熱が沸騰。エイリアンズ、高杉晋作、Allbirds… 日々の暮らし・仕事に刺激を与えてくれる音声コンテンツ6選
【Pick 4】イケアのTシャツに感じる新潮流
イケアが、オフィシャルロゴを施したアパレルを、7月31日から発売します。今回、プライベートブランドではなく、あくまでグッズを発売する点に、私は興味が湧きました。
世の中に無数のTシャツがある中で、イケアのロゴが入っているものを着る人は、基本的には、「イケアというブランドを共感・支持している人」だろうと思います。
例えば、「glossierのブランドに共感しているから、そのパーカーを着る」といった、D2Cブランドで見られる動きが、他のカテゴリーにも波及していくきっかけになるかもしれないと感じ、注目しています。
【Pick 5】変わるスニーカーの位置づけ
さまざまな商品(主にスニーカー)の適正価格での売買を仲介するマーケットプレイス「StockX(ストックエックス)」のCMO、ディーナ・バーリさんの発言を通じて、スニーカーマーケットの最新動向を知れる記事。
「熱狂的スニーカーコレクター、いわゆるスニーカーヘッズをはじめとする消費者は現在、スニーカーを堅実な投資先と見なしている」という点から、スニーカーが今や、ファッションの枠を超えた存在になっていることを改めて実感しました。
【Pick 6】やっぱり大事なのは「人」
コンテンツスタジオ「CHOCOLATE」の栗林和明CCOが、YouTubeで「バズらせる」動画のコツを紹介する、NewsPicksオリジナル記事。
コツ(1):「他のSNSに比べると、瞬発的な「バズ」というものを生み出しにくいメディアであるYouTube」において、動画をバズらせるポイントは、「人を核にすること」。
コツ(2):動画をしっかりみてもらうためには、「まず見てもらうための壁、見続ける壁、シェアする壁、新規に見てもらう壁の4つの壁を一つずつ攻略」することが鍵。
この二点は、個人的に押さえておきたいポイントでした。
YouTubeに携わっている人のみならず、コンテンツづくりを仕事にしている人、自己アピールのやり方を模索している人などなど、あらゆる人とって、大いに参考になる記事だと思います。
👕 👟 ▶️
最後は僕が気になったコンテンツです。
櫻田潤(Twitter/Instagram)
2010年、インフォグラフィックの実践と普及を目的とする個人プロジェクト「ビジュアルシンキング」をスタート。2014年にインフォグラフィック・エディターとして、NewsPicksに参画。スマホに最適化したインフォグラフィック記事のフォーマットを開発。主にテクノロジー関連のインフォグラフィック記事の執筆・デザインを多数担当。2019年より、チーフ・ソーシャル・エディター。
noteで執筆した記事:NewsPicksソーシャル編集部、noteはじめました。
【Pick 7】デザインの、いい話
デザインのリニューアルは、Twitterで改悪だと話題になりやすいテーマです。デザインに関わる身としては、毎度ヒリヒリする話題なのですが、伊右衛門のパッケージリニューアルはいい話でした。
15年以上続いた竹筒をモチーフにしたボトル形状の変更は工場の設備にも影響するため、後には退けない決断。
「お茶の色を見せる」を最優先した意思決定が本質的で、強さを感じました。
【Pick 8】SNS発「エモ文学」
Twitterやインスタの投稿をもとに生まれた「エモ文学」の書籍がヒットしているという話で、2つの点でおもしろいと思いました。
ひとつは書籍のデザインで、本よりもSNSに馴染みがある人を読者層とした結果、短文とグラフィック(写真やイラスト)という本の常識から離れたインスタっぽいデザインになったとのこと。
もうひとつは、多くはSNSで無料で読めるにも関わらず、書籍が売れていること。フローコンテンツのストック化成功例として、注目しました。
【Pick 9】好きな本が読めなくなったらどうする?
中国で有害図書として処分された本の中に、僕が好きな『1984年』も含まれていることを知り、気になったニュースです。
日本の話ではありませんが、好きな本が読めなくなるのって、どんな感じだろう?と想像してしまいました。
『1984年』と並んで好きなSF小説『華氏451度』は、そんな、本が禁止された社会を描いています。このニュース、気になった方はおすすめです。
TEDの要約動画も貼っておきます。
🍵 ❤️ 📚
以上がNewsPicksソーシャル編集部が選ぶ、7月の注目コンテンツでした。
先月の注目コンテンツを見逃している方は以下からどうぞ。
8月もよろしくお願いします🙌