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ジャニーズアイドルの賞味期限を考える

前回のエントリーで、
「ジャニヲタの賞味期限」について書きました。

今日は、我々が応援する側の、
「ジャニーズアイドル」の賞味期限について、考えてみたいと思います。

本日未明、ジャニヲタにとって、いや、全世界にとって大きなインパクトのある報道がジャニーズ事務所からされました。

1990年代の、いわゆる「ジャニーズJr.黄金期」の先頭を走り、
長年事務所を引っ張ってくれた存在である、
「タッキー&翼」が、一線から退く…

これは、彼らのファンだけでなく、
すべてのジャニヲタにとって、とてつもなく大きな出来事です。

ジャニーズ事務所で言えば光GENJIまで、昭和後期までに活躍したアイドルグループとは、
「10代でデビューし、多くは10代で旬を迎え、20代で解散や引退をするもの」
であったように感じています。

しかし、平成に入ってから誕生したSMAP以降、
平成の世を生きたジャニーズアイドルは、つい最近まで、
メンバーの脱退などがほとんどなく、
ましてや解散なんて、夢のまた夢だと思っていました。

「アイドルは永遠である」
そんな風に、信じて疑いませんでした。

でも、近年、そのSMAPをはじめ、
ジャニーズ事務所のアイドル達が、次々と退所したり、解散したりし始めています。

原因は事務所の体制の変化など、様々あると思いますが、そのひとつとして、
「賞味期限が来たから」という理由もあるのかな、と感じています。

永遠の存在になりつつあった「ジャニーズアイドル」と「ジャニヲタ」の関係は、それは耽美なものでした。
ジャニヲタは思考停止していれば、彼らが次々に夢を見せてくれるのです。

それに甘んじて、我々はきっと、忘れていた。
…いや、見て見ぬふりをしてきたのかもしれません。

私たちと同じように、彼らにも「人生」があり、
加齢していくにつれ、確実に「旬」は過ぎていく、ということを。

ジャニヲタの立場から考える「ジャニーズアイドルの賞味期限」は、
それぞれ好みがあるので、人によって様々かと思いますが、
きっと、彼等の考える旬の終わりは、30歳。
そして、賞味期限は、35歳。
それくらいなんじゃないかな、と思います。

だから、奇しくも黄金期のジャニーズ達がこの年齢に差し掛かったここ数年で、
脱退や解散が相次いだのかな…と。

私たちジャニヲタも、
目をそらしていた「賞味期限」という現実と、
向き合わないといけない時期に来ているのかもしれません。

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