【和泉式部の和歌と能「鵺」の哀しさ悲しいの関係 】 ちょっと能が身近になる
暗きより 暗き道にぞ 入りぬべき はるかに照らせ 山の端の月
拾遺和歌集・1342
声に出して読むと心に響きます。
新裕子的意訳は
「迷いの多い暗闇の状況から僅でも
月の光のように心に光を灯してください的な」感じです。
お能の鵺は、夜な夜な天皇を悩ましついには、
源頼政に退治された鵺の魂がシテ(主役)です。
このシテ(主役)はなかなか複雑で退治された鵺と
退治した頼政がシテ(主役)の中に存在していて
舞を通じて演じ?分けをします。
義政が矢を射かけて鵺は矢で射らる、地謡(コーラス隊)に合わせ
シテ(主役)はカタ(ジェスチャー)を通して舞分けるていきます。
シテ(主役)の中に討たれた哀しい鵺と
名を上げた頼政が陰陽が存在するのです。
不思議な感覚、悲しく、哀しい鵺、
そんな鵺を昨夜はたっぷりと味わい尽くしました。
贅沢な時間です。
月に5演目は観ますが満足行く
お舞台に出会いのは月に1回あるかないかです。
喜多流 友枝昭世先生でした😊
追っかけをしております。
私のどストライクゾーンは
70歳~90歳です。
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