愛媛から高知へ-2 2024年5月3日写真日記
宇和島城から宇和島駅に戻ってきて、列車の出発まで20分あったので、朝食を買って駅で食べる。おにぎり2つと、名産らしい「じゃこ天」。
「しまんトロッコ」。いい歳したオヤジが1人でトロッコを楽しむなど気が引けたのだが、窓ガラスを通さずに景色が撮れそうなので、出発直前で決める。空席が3席だけあった。
予土線を走る。トロッコに乗れるのは、高知県の江川崎駅から土佐大正駅まで。宇和島駅からは取り敢えず、普通席に乗る。
江川崎駅でトロッコに乗り換える。四万十川が見え始めると車内が賑やかになる。
人気の「半家(はげ)駅」。平家たちが「平」という文字を少し変えて身を隠して暮らしていた土地、というガイドさんの案内があった。
前日が雨だったらしいので、四万十川の透明度が下がっているのではと心配だったが、杞憂だった。
木立ちとトンネルの隙間、1~2秒の間に撮ったものの、四万十川が見えなかった。日本で最初の「こいのぼりの川渡り」らしい@十川駅。
だいぶ離れてから全景を撮れたものの、鯉のぼりが手ぬぐいのように見えてしまう。
トンネルの中で、車内に蜂が入ってきたと慌てる乗客。ゴールデンウィークの最中で、子どもが10人ほどいた。
もはや、四万十川なのか支流なのか見分けがつかなくなっているが、取り敢えず撮っておく。下の写真は梼原川(ゆすはらがわ)かと。漢字が難しい。
土佐大正駅で「四国新幹線」とも「にせ新幹線」とも呼ばれるホビートレインとすれ違い。「なんだこの列車は!?」と自分で造って自分で驚いていたJR四国の力作。
終点の窪川駅に到着したしまんトロッコ。再び鈍行に乗り継いで高知方面に向かう。
のんびりした駅が続く土讃線。影野という駅では三人家族がお出迎えorお見送り。結構なカーブをどんどん走っていく。
高知駅の手前の伊野駅で途中下車。毎年5月3~5日に開かれるらしい「仁淀川紙のこいのぼり」というイベント。
空を泳ぐ鯉のぼりを想像していたがちょっと違った。日が照って川のきれいさが際立っている。「仁淀ブルー」と呼ぶらしい。
凧揚げの凧は魚の形をしていた。1時間ほど、川と空を泳ぐ鯉のぼりを眺める。
仁淀川は、「日本最後の清流」と評される四万十川より高い透明度を誇るらしい。ネット上の記事では「水質ランキングで1位」と書かれている。
高知市に到着。タイを出て3夜目にして12時間宿泊、といってもネカフェの鍵付き部屋。高知市は連休になると必ずホテルが予約できなくなる。
満員御礼のひろめ市場。座って食べられるわけもなく、パックのわら焼きたたきを持ち帰って宿泊先で食べる。