被写体を真似ればライカっぽくなるという話
「leica street photography」とググれば、ライカっぽい雰囲気の写真がいろいろヒットする。欧米のstreet photographyと日本のスナップ写真のざっとした違いは、人が写っているかいないか。street photographyにはほとんど人が写っている。これだけ真似れば、ライカを使っているけど写真はライカっぽくない、という人との差が出てくる。
後は現像でもレタッチでも、シャドーはぎりぎりまで締めるが潰さない、ハイライトは多少飛んでもいい、という処理をすれば、ライカっぽくなる。シャープネスにこだわる人が多いが、逆に粒子を乗せるとフイルムっぽくなって雰囲気が出てくる。
要は、そんなことを繰り返していれば、ライカっぽくならなくても写真への理解が深まっていくということ。