愛媛から高知へ-1 2024年5月3日写真日記
大分県の別府港から愛媛県の八幡浜港までの夜船。2時間40分の航行で深夜2時半には目的地に着いてしまう。
通常は朝5時半まで船内で仮眠できるが、繁忙期のゴールデンウィークはそれが不可。八幡浜港ターミナルで、正座のお辞儀(座礼)の格好で仮眠する人。
熱中症に注意、という天気予報を鵜呑みにして半袖のみ用意。そしたら八幡浜港の夜は気温13度で、風邪を引く寸前だった。
「すずめの戸締まり」という映画のロケ地だったらしい。ターミナルにはドアが展示されている。
5時過ぎ、夜が明けてきた。八幡浜にはいろいろ見どころがあるらしいが、素通りでJRの駅に向かう。
数年前に建て替えられたという八幡浜港のターミナル。寒い印象しかない。
さすがに素通りはもったいなく、早朝でバスも走っていないのだし、港から駅まで30分ほどかけてぶらぶら歩く。5時半過ぎ。
右側の宇和島行きの列車に乗車。左側の派手な列車は松山行き。JR四国はラッピングの普通車が多いように思える。
ラッピング車両は先頭車だけで残りはローカル線らしいカラーリング。通学の高校生が乗っている。
6時15分発。乗客がほとんどいない。窓からは田園風景。進行方向右手にマンモスが見えてきた。後で調べたら「わらマンモスとわらぐろ群」という名称だった。朝もやがずっと続く。
宇和島に近づくにつれて通学の高校生が増えてきた。祝日なのに、部活に行くのだろうか。車窓からは海が見え隠れする。
宇和島駅に到着。頭端式ホーム(櫛形ホーム)。松山に向かう特急、宇和海が停まっていた。
宇和島駅を紹介するユーチューブの動画はたいてい、駅前に静態保存された蒸気機関車を映している。個人的には闘牛の方が珍しい。
やはり、宇和島を紹介するユーチューブの動画はたいてい、この風景を映している。駅から宇和島城に向かう途中で渡る橋にて。
小高い山?丘?の上に天守が見えてきた。登るのが疲れそうで、引き返そうかと一瞬迷う。
現存天守12城の一つということで、頑張って上まで登る。頂上からは入江が見えた。帰りがけ、「一つの面で積み方が異なる石垣」という案内を見かけて、取り敢えず撮っておく。