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ジャスミンと間違われる「セイロンライティア」 タイでどこにでも咲く花-91

和名:セイロンライティア
英名:Tellicherry Bark, White Angel
泰名:พุดพิชญา(プッピチャヤー)

 タイ人に泰名を聞いても「ドーク・マリ(ジャスミン)」という返事ばかりで、正しい名前にたどり着くまでに3年かかった種類。先日通りがかった花屋で20バーツ(50~60円)で売られていた鉢に、名前が書かれていた。
 どこにでも咲いているわけではないが、チラホラと見かける。和名を調べたら、日本でもかなり知られた花らしい。タイ人がなぜ、キョウチクトウ科の「セイロンライティア」をモクセイ科の「ジャスミン」と勝手に呼んでいるのか分からないが、ジャスミンといわれればその1種と思ってしまう雰囲気がある。
 原産は南アジア一帯。樹高は数十センチほど。2メートルまで成長することもあるという。タイではいつでも咲いている。

ジャスミンといわれればそんな気もする純白な花弁。直径4~5センチ。
副花冠が特徴的。
地方のガソリンスタンドで咲いていたセイロンライティア。


 



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