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親子間の世代ギャップを「ゲーム」を例に考える

通信制高校、サポート校などの情報をお届けしている新しい学校選びガイド『ニュースク』編集部Kです。


◇親世代・子世代とのジェネレーションギャップで今の職業を否定しない

中高生の保護者世代は、とかく「ゲーム」と聞くとネガティブなイメージになりがちです。その割に、スマホゲームに夢中になる大人も多くいる、という矛盾も見え隠れします。
昔は職業として考えられなかったことやモノが、現代社会においては世界規模のマーケットを形成している、そういう事実から目を背け、「ゲーム」はダメだ!などと言ってはいませんか?
自分基準で頭ごなしに否定をせず、今の業界について正しく知り、市場規模や将来性を正しく知り、少し調べてから話してみることで、子どもに興味関心がある分野の学びに理解を示すことが大事ではないでしょうか。


◇「将棋」は良くても「ゲーム」はダメなのか

その一つが「ゲーム」です。e-Sports競技人口は世界で1億人以上とも言われ、世界規模でますます拡大を続けており、プロチームやプロリーグも存在。賞金額3億円の大会に19歳プレイヤーが優勝するなど、トッププレイヤーともなれば莫大な賞金を得ています。また、「アジア競技大会2022杭州」において「e-Sports」が正式なメダル種目と認定されるなど、近年注目されている業界の一つです。
将棋の藤井聡太棋士へは称賛しても、ゲームプロプレイヤーには理解を示さない、そのような保護者の意見に子どもは同意するでしょうか。
ゲームばかりやっている、そう嘆く気持ちもわからないではありません。しかし、ゲームに対する意欲や集中力は、ゲーム業界を目指そうとする際、計り知れない大きな「武器」になるはずです。


◇高校3年間は「失敗」が許される

大阪eゲームズ高等学院・学院長である村本シュウイチさんはこのようにおっしゃっていました「一回やってみよう、リスクがあってもやってみよう。そういう環境が本学院にはあります」。
大人になってからの失敗は取り返しがつかないこともあるかもしれません、しかし、高校時代の失敗は多少のことは許されるものでしょう。前述の村本さんは「本学院には『失敗』は存在しない。うまくいかないその方法がわかった、ということ」と。失敗が許される高校生という期間は決して長くはありません。大切なことは、やりたいことがあるなら後回しにせず、いち早く行動することかもしれません。


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