ビビりな私が「やっぱ幽霊いるわ...」と思うようになった話。
皆さん、こんにちわ!
乳酸海峡の海の方、海峡(かいきょう)です。
今日は私の友人で、霊感体質な乳酸さんとの間に起こった少し怖い話をしたいと思います。
乳酸さんの家の幽霊さん
私の数少ない貴重な友人である乳酸さんは霊感体質です。
(本人はそう思っていないようですが)
乳酸さんは物音を立てたり、乳酸さんが入った後勝手にトイレを流したりする幽霊と同居しています。
私もたまにその幽霊たちの起こす不思議な現象について乳酸さんから聞いていました。
「昨日の夜、トイレに入ったらすごい勢いでドアを叩かれたんだよね」
でもドアの外には誰もいなかった、と乳酸さんが話してくれたことがありました。
いや!普通に怖すぎるだろ!!!
とは思ったのですが、乳酸さんも怖かった、とは言いつつも
「やっぱり誰かいるんだよな~」
と怖がるよりも不思議そうに言っているので、本人より怖がるのはいかがなものかとその場では務めて平静を装いました。
その後は特に何事もなく、普通に会話をして通話を終了。
私もそのトイレの幽霊のことはすっかり忘れて日々を過ごしておりました。
あの日が来るまでは...
乳酸さんがお泊りに来た日
それから数か月たったある日、2人でとあるイベントに参加するため、乳酸さんが私の家に泊まりに来ることになりました。
「最寄り駅についたよ~」
と、乳酸さんから連絡がきたのは私の仕事中。
幽霊の話とは全く関係がないのですが、乳酸さんは泊まりに来る予定だった日の一週間前に急に最寄り駅に出現しました。
一瞬何かの間違いかと思いましたが、まぎれもなくうちの最寄り駅にはうっかり乳酸が出現していました。
びっくりです。
毎日連絡を取り合っていたにも関わらず、約束の一週間前に間違えて来る友人と、予定をしっかり確認しない家主が巻き起こした奇跡のような出来事です。
ここまでくると私たち2人の適当具合に幽霊も驚いていたことでしょう。
どうするか相談した結果、今から2時間以上かけて乳酸さんの家に帰るのは大変だろうということで、乳酸さんはイベントの日まで私の家に泊まることになりました。
突然のロングステイが始まりました。
びっくりです。(2度目)
1週間のロングステイはめちゃくちゃに楽しかったです。
乳酸さんの手料理を食べさせてもらったり、夜はオーバークックでバイトリーダーになったりしました。
イベントも無事に終了し、乳酸さんも久しぶりに自分の家へと帰っていきました。
海峡の家の異変
乳酸さんが帰ってしまってから、私は楽しかった乳酸さんとの生活の余韻に浸りながら過ごしました。
そして、数日後自分の家の異変に気が付きました。
ドンッ!
「なんかトイレから音がした...」
ドアを殴ったような音でした。
その頃の海峡の家はアパートでトイレがリビングを出てすぐ近くにあったため、かなり大きい音にきこえました。
小さい頃からビビりの私です。
小学生の時にはどうしてもトイレに行くのが怖くて、留守番中部屋にあったゴミ箱に放尿した過去を持っています。
そしてそのゴミ袋を窓から外に投げ捨てました。
すいません、最低です。皆さんはやらないでください。
そしてそんなビビりな私は、幽霊やその他超常現象と相対した時、どうすればいいかを模索し、ホラー映画や怖い話を読み漁り情報収集をすることが敵(幽霊)に打ち勝つ方法であると考えました。
なので怖い話やホラー映画をたくさん見ますが、怖くないわけではありません。
何かあった時のための防衛学習なのです。
そして今、「謎の音」がトイレからきこえてきました。
生きてきて全く役に立つことのなかった幽霊に対する防衛学習ですが、もしかして今必要なんじゃないの~?と、脳内で震える私がささやいてきます。
今しかねぇ!
そうです、こういう緊急事態において冷静に対処するために日々学んできたのです。
まずは手を叩きました。
なんか大きい音で幽霊が浄化されるときいたことがあります。
そして思いつく限りの下ネタを頭の中で連呼しました。
ウ〇コ!ウ〇コ!ウ〇コ!
幽霊は下ネタに弱いときいたことがあります。
いたって真面目な取り組みです。
そして最終奥義...
無視!!!
知らないふりです。
無視をすれば構ってほしかった幽霊は諦めてどこかへ行くときいたことがあります。
上記の何がきいたのかは分かりませんが、音はそれっきりならなくなりました。
時間をおいてからトイレの様子を見に行きましたが、なにか物が落ちたような跡などは見当たりませんでした。
原因不明だし、このことは誰にも言わないで記憶の隅に封印しよう。
おやつを食べて元気を取り戻した私は、日課であった乳酸さんとの通話を始めました。
そして乳酸さんから衝撃の一言が
「最近うちのトイレにいた、音鳴らしてくる人いなくなったんだ~」
後日談
もちろん乳酸さんにはうちのトイレで異音がしたことは話していません。
そして乳酸さんから衝撃の一言を言われた日とトイレで音がした日は同じ日です。
偶然にしては出来すぎている気がします。
突然のロングステイによって乳酸さんの家にいた何者かが、海峡の家に来てしまったと思えてなりません。
私の家ではその後、怪奇現象が起こることはありませんでした。
数日してから乳酸さんから
「あの人うちに戻ってきたよ~」
と言われました。
本当に良かった...
これが私の「幽霊はやっぱりいる」と思うようになった話です。
幽霊とかいないっしょ!wwww
って思っている方、口と態度に出さない方がいいですよ...
海峡リサーチによるとそういう調子乗った人が最初に死にます。
見知らぬお札を剥がさない!
心霊スポットに行かない!
お坊さんの友達を作る!
より一層幽霊防衛学習に力を入れようと心に誓った海峡なのでした。
ではまた次回の記事で!
ばいばい~
▶︎ 乳酸から一言
この度はイベントの前日に伺う予定を、1週間前に間違えて向かってしまい申し訳ございませんでした。
海峡さんの寛大なご配慮により1週間自宅に滞在し、エンジョイしました。
なんか、うちにいた幽霊?が海峡さんの自宅へ一緒についてきてたみたいですね、
それにしてもみなさん…
小学生の時にはどうしてもトイレに行くのが怖くて、留守番中部屋にあったゴミ箱に放尿した過去を持っています。
そしてそのゴミ袋を窓から外に投げ捨てました。
海峡さんってやばくね?
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