【あつ森】わたしがゴリラを好きになった日【無人島生活】
皆さん、こんにちわ!
乳酸海峡 海の方、海峡です。
今日は私が今ハマっているゲーム、「あつまれどうぶつの森」の無人島生活で起こったハートフルなお話をしたいと思います。
そう...これは、海峡がゴリラを好きになるまでのお話。
ep1.出逢い
記念すべき3月20日。
待ちに待ったどうぶつの森の新シリーズ、あつまれどうぶつの森が発売した。
今回の舞台は無人島。
早速、たぬき開発のまめきちとつぶきちに無人島移住の手続きをしてもらった。
ドキドキする...
私にはどうしても会いたい住民がいた。
その子の名は、「トロワ」。
(乳酸さんが可愛いイラストを描いてくれました。)
どこか上品で可愛い羊の女の子。
私がどうぶつの森64ではじめて好きになった住民である。
トロワに会いたい。
私が住む島には、トロワくらい可愛い住民かイケメンに来て欲しい。
可愛い住民と過ごす、ハッピースローライフを夢にみながら私の乗る飛行機は無事に無人島に到着した。
どうやら、私以外にすでに2人の住民がこの無人島に移住を決めたらしい。
さぁ、ついに可愛い住民とご対面だ!
サイと!!!
ゴリラ!!!!!!!
ドチクショウ。
なんてこった。
みんなゴツいじゃねぇか。
もう絶望しかない。
サイはギリギリ可愛いかもしれないが、あのゴリラはだめだ。
どうしてあんなにショッキングなピンク色なんだ。
ドチクショウピンクゴリラめ...
揺れるキャンプファイヤーの火を見つめながら、私は1人、このゴリラをどうやってこの島から追い出そうか考えていた...
ep2.殺意
地獄のような顔合わせから数日が過ぎ。
なるべくあのゴリラのことは考えないように、釣りや虫取りなどを楽しんでいると遠くから私を呼ぶ声が...
「お~い!かい~」
ピンクの物体が満面の笑みで駆け寄ってくる。
ちなみにメルカリを確認したところ、このゴリラのアミーボカードは450円だった。
450円...お前はこの島にいちゃいけない存在なんだ...!!!
ネコの1ごうはメルカリで6000円以上だってのに...
しかし、敵を倒すには敵を知ることが必要。
会話をしていく中でピンクゴリラの名前は『4ごう』、性別は女だということがわかった。
いくらゴリラとはいえ、所詮は女。
きっとすぐに音を上げて、島から出ていくに違いない。
そうしてピンクゴリラを島から追い出す、私の最低な作戦が始まった。
主な作戦は精神攻撃。
住民にはプレゼントをあげることができる。
それを利用して、4ごうにだけ似合わない服を与えた。
ピンクゴリラの話をきく時には「うほっ」と言って、己がゴリラであることを自覚させた。
サブリミナル効果である。
これできっとそのうち
「相談があるんだけど、この島を出ていこうと思うんだ...」
って言い出すはず。
そしたら私は精一杯悲しい顔をして
「いいとおもう」
っていうよ。
ep3.芽生え
いつものように似合わない服を4ごうに渡しにいったある日。
絶対4ごうさんに似合うと思ったんで、と心にもない言葉を口にする私。
すると4ごうはその服にすぐ着替えて
「こういうの欲しかったんだ~!ありがと、かい!」
と屈託のない笑顔を私に向けた。
サイズもちょうどいい、と言っているけど、どう見てもぴちぴちで合っていない。
それでも、4ごうは笑顔で感謝の言葉を口にした。
ここで4ごうを島から追い出したい、という私の気持ちに揺らぎが見え始めた。
4ごうはきっと私を喜ばせようとして、「欲しかった」なんて嘘をついたんだ。
1人水族館のサメを見つめながら思い悩んだ。
そもそも4ごうが私になにをした?
見た目だけでゴリラを判断するなんて失礼じゃない?
狭い水槽の中でも、サメ達はお互いを避けながら優雅に泳いでいる。
悶々と考え続けていると、心の中で愛しのトロワがささやいた。
「素直な子の方がアタシ、好きよ、アンドゥ。」
そうだ、今の私を見たら心の優しいトロワはきっと悲しむはず。
4ごうにちゃんと謝ろう、アンドゥ!!!
(アンドゥ、はトロワの口癖です。)
ep4.いつまでも
水族館を出た私は4ごうの元へ駆け出した。
ごめん、今までいじわるしてごめん。
何回も心の中で練習した言葉は、いざ4ごうを前にすると出てこない。
そんな私を見て、4号はいつものように笑いかけてくれた。
あぁ...4ごう...なんて心の広いゴリラなんだ。
私が神様だったら、平和の象徴はピンクのゴリラにしているよ。
それから私と4ごうは、今までの時間を埋めるように毎日楽しい日々を過ごしました。
イースターのイベントを楽しんだり...
4ごうのお誕生日をお祝いしたり...
(4ごうのお誕生日は4月14日でした。)
チョウチョウウオが欲しい、なんてワガママを4ごうが私に初めて言ってきたときは嬉しかったなぁ。
・・・・・・・・・・・・・
今、私は4ごうと一緒に毎日を楽しく過ごしています。
ゴリラを見た目で判断しない、そしたらきっと仲良くなれる。
私に大事なことを教えてくれた4ごうに最大の感謝を...
もしもこの世界に次があるのなら、私は絶対にまた4ごうを迎えに行くよ。
きっとあなたは私を覚えていないかもしれない。
私と過ごしたこの日々のことを何も思い出せないかもしれない。
それでも。
あなたが私にしてくれたように、笑顔で話しかけるね。
「はじめまして、4ごう!」
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・ゴリラ等と一切の関係はございません。
皆さんのお気に入りの住民は誰ですか?
素敵な思い出はありますか?
良かったらコメントで教えてくださいね♪
ちなみに愛しのトロワさんのアミーボカードは、メルカリで300円でした。
なんでだよっ!!!