逃げるが勝ち
嫌いな人からは逃げよう
嫌いな仕事からは逃げよう
そういう甘々なお話です。
「嫌」から逃げる理由
①疲れるから
映画を見た後に「疲れた…」って感じることありますよね。気持ちを動かすって実は結構疲れます。
嫌な人や嫌なことのために疲れるのはもったいないです。
イライラしたり、モヤモヤしたり、落ち込んだり、そんなふうにして疲労がたまっていきます。
疲労は正常な判断を鈍らせることもあるので、いろいろたまってしまう前に逃げてしまうのが良いですよね。
②自分が嫌な人間になるから
これは①とも関係があります。
イライラ→周囲にあたってしまう
落ち込み→自分のことを嫌いになってしまう
気持ちは行動に現れます。
「嫌な人」「嫌なこと」と関わっているだけで、他人に嫌われたり、自分を嫌いになったりします。
頑張っているのにそんなことになるぐらいなら、さっさと逃げてしまうのが良いですよね。
③結局時間の無駄だから
人は「何を言われるか」よりも「誰から言われるか」を優先することが多々あります。「嫌な人」から言われることは頭よりも心がブロックしてしまうんです。それが正常だったりします。
「嫌なこと」から学ぶことって「やっぱり○○だった」のように再認識が多いです。それに、「嫌なこと」から学ばなくとも、他のことから学べることが多いです。嫌なことからしか学べないことって何ですか?
このように「嫌」から学ぶことって以外と少ないものです。
そんなもののために時間を費やすのって時間の無駄だと思いませんか?
時間は有限。「好き」や「楽しい」と出会うために、「嫌」からは逃げてしまうのが良いですよね。
逃げ方いろいろ
①物理的に距離をとる
「嫌な人」の近くに行かなければ、その人の言動を見ることも、こちらに関わってくることも減ります。
「嫌なこと」をもたらす人と関わらなければ、「嫌なこと」が勝手にやってくることはありません。
②笑ってごまかす
特に「嫌な人」対策です。
話しかけられたら笑いながら周囲を確認しましょう。
別の人に話しかけたり、自分の席に戻ったり、電話をとったり…
笑いながら次の動作を開始すると、関わりが短くて済みます。
③同意しない
同意は仲間とみなされます。
「嫌な人」は仲間が少ない可能性があるので、一度仲間認定されると近寄ってくる割合が高くなります。
「嫌なこと」は他の人も嫌な可能性があるので、受け入れたと思われると舞い込んでくる確率が高くなります。
「そうですね」と言ってしまう人は、「そうなんですね」に変えましょう。「同意」ではなく、「理解」したに留めるだけでも効果があります。
④嫌われる覚悟を持つ
結局これが1番簡単に逃げる方法です。
「嫌です」と言うことです。
「嫌です」と言えば、言った相手からは嫌われます。
しかし、嫌われるから何だというのでしょう。
たった1人に嫌われることが、あなたの人生にどれだけの影響を与えるのでしょうか。
嫌われるデメリットより、「嫌」から離れるメリットの方がはるかに大きいです。
問題は、覚悟ができてそれに慣れるまで、自分が嫌われるというのは受け入れがたいということです。
覚悟ができるほど「嫌」なのであれば、さっさと行動しましょう。
覚悟ができない程度であれば、まだ我慢できます。
終わりに
「嫌」と関わるメリットってないような気がします。
ただ、「嫌」と関わらないと人間関係がうまく回らないことも確かです。逃げてだけは生きていけません。
しかし、選択肢を持つことは大事です。
「逃げても良い」「逃げた方が良い」
この考え方を持って、選択肢を広げてください。
選ぶというのは人間のもっとも根元的な自由です。
自由を手にするというのは選択肢を手にすることです。
なるべくなら「嫌」と関わりたくない私から、
頑張って「嫌」と戦っているあなたへ届けば嬉しいです。
みんなで幸せになりましょう!