QNAPのNASをご利用の方、注意です!
QNAP NASにOpenSSLの脆弱性が発見されました。
悪用されると、攻撃者はDoS攻撃(サービス拒否攻撃)が可能だそうです。
シンプルにデータを保存したいだけで導入した方も多いのではないでしょうか? なんかヤバそうなのはわかる、みたいな。
「このNASの何が悪いの?」について何となく理解してもらおうと思います!
■OpenSSLとは?
まずはSSL証明書から。
SSL証明書とは、相手に「本人だよ!」と証明するものです。
なりすまし防止ですね。
また、情報漏えい防止の役割もあって、ブラウザ上でクレカや銀行情報を入力する際の通信を暗号化することもできます。
簡単にこんなかんじ。
で、そのSSL証明書を作成してくれるのがOpenSSLです。
QNAPでは、セキュリティ強化をするために用いられているということです。
■どんなセキュリティ効果?
公式ページより引用します。
要するに、こんな重要なセキュリティ機能に脆弱性が発見されてしまった上に、悪用されるとNASの機能やサービスが利用できなくなる(サービス拒否)状態に陥ってしまう可能性があるということです。
冒頭でもお伝えしましたが、今のところ改善策はないとのこと。ご利用中の方は、しばらく最新情報に注目していたほうがいいですし、究極の手段としては、LANの切り離しかもしれません・・・