2021年末にサイバー攻撃が増えた理由
Check Pointより、2021年のサイバー攻撃数に関するレポートが公開されました。
2020年と比較して、1週間あたり50%も多くサイバー攻撃を受けていたそうです。特に、2021年末の12月が最もピークに攻撃されており、対象となった業種は「教育・研究関係」がトップで、次に「政府・軍事部門」です。
■世界的に影響を及ぼす脆弱性
脆弱性情報が出だしたころ、当ブログでも掲載しました。
それ以降、私たちも注目していて、弊社で扱っているソフトのアップデートを行い、情報を更新してきました。
大きな問題になりつつあるので、皆さんにも理解してほしい一心から
今回の脆弱性を説明したサイトをご紹介します!
イラスト調だとスッとはいりますよね☆
この脆弱性が影響し、12月に昨年比でも、2021年でも超えるほどのサイバー攻撃を観測することとなってしまいました。
また専門家からは、これから更に深刻な攻撃が増えていき、終わるまでには数か月を要するだろうと言われています。
■確認されている影響
この脆弱性を持ったアプリやソフトを使っていると、具体的にどういった影響を及ぼしてしまうのでしょうか?
まずはトレンドマイクロで報告されている「ランサムウェア感染」やウィルスの「ネットワーク内感染」です。
私たちが身近に使っているツールが影響していることを痛感する1例ですよね。
また、ベルギーの国防省に対してこの脆弱性を悪用した攻撃を確認、さらにMicrosoftによると、政府から依頼を受けるハッキンググループの活動も確認されているとのことです。
ランサムウェアだけでなく様々なマルウェアの配布を始め、たくさんの犯罪グループがこの脆弱性を悪用しようと一斉に動き出しているそうです。
今年早々に注目されるサイバー攻撃となりますね。
様々なベンダーが色々なタイプの無料診断ツールを発表しましたので、どんどん有効活用していきましょう!