モバイル端末のランサムウェア被害
Ivanti Software株式会社が行った調査結果によると、1年以内の被害状況としてフィッシング被害が5割、ランサムウェアの被害は5割を超えた結果となりました。
特にランサムウェアの被害は深刻で、発見から修復までにかかった時間は
1週間以上が約4割、1か月以上が約3割です。
■時代の変化
この中で最も興味深かった内容が、ランサムウェアのデバイス別内訳です。
どこでも便利にインターネットが使えるようになった時代で、デスクトップよりもノートパソコンの方が圧倒的に被害率が高く、さらにデスクトップと同等でモバイル機器が挙げられました。
オフィスではデスクトップが主流だった時代に比べ、便利なノートPCやスマートフォン、タブレット端末を使用していることが多く、さらに持ち運びやテレワークをすることにより、オフィスのセキュリティだけでは事足りなくなってきたことが伺えます。
また、便利で身近な端末だからこそプライベート端末との使用区別が
曖昧になってしまっていることも1つの要因ではないでしょうか?
■セキュリティの変化
過去には様々なセキュリティがありましたが、今はファイアウォールも
セキュリティソフトも時代に沿って進化してきています。
本来であれば環境を変化させる度、端末を追加する度に、物理的なセキュリティ対策から社内ルールまで見直す必要があるのかもしれません。
ゆくゆくは、セキュリティソフトの進化についてお伝えしていければなと思ってます^^