サポート詐欺の偽セキュリティ警告はどんなときに出るのか?
IPAより偽のセキュリティ警告が表示される主なきっかけの事例が詳しく紹介されているので解説します。
事例を学び、落ち着いて対処できるようにしておきましょう。
出典:IPA 独立行政法人情報処理推進機構
偽のセキュリティ警告が表示される主な事例
■不審な広告のクリック
ウェブサイトには広告枠が設定されている場合が多くあります。
広告の中にはクリックすると偽のセキュリティ警告が表示される、
「不審な広告」があることを確認しています。
これらの広告には、見た人の注意を引くためのキーワードが書いてあります。
■ 不審なサイトに誘導する検索結果をクリック
検索サイトの検索結果に、偽のセキュリティ警告に誘導する不審なサイトが表示される場合があります。
検索結果から一旦不審なサイトに誘導し、そのサイトの広告をクリックさせることで偽のセキュリティ警告が表示される事例を確認しています。
※その時々の話題や行事などに関連したキーワードで検索を行うと、
不審なサイトが検索結果に表示されることが考えられます。
■ アダルトサイトの動画再生ボタンをクリック
アダルトサイトにある動画再生ボタンをクリックすると偽のセキュリティ
警告が表示される事例を確認しています。
■ ブラウザの通知機能を悪用した偽のセキュリティ警告通知をク リック
ブラウザの通知機能を悪用して、パソコン画面の右下に偽のセキュリティ
警告通知を表示する手口があります。
この通知をクリックすると、偽のセキュリティ警告が画面全体に表示される事例を確認しています。
<対策として>
・不審な広告など絶対にクリックしない。
・警告画面を閉じる。
・ブラウザの閲覧記録やキャッシュファイル等を削除。
・自身で判断せず、システム管理者や周りの管理者に相談する。
今年も引き続きサポート詐欺が増加すると思われますので日頃からの対策と
怪しい広告等にはまずは落ち着いて焦らず対応していきましょう。
サポート詐欺については過去にnoteにて解説している記事があるのでそちらも合わせて是非ご覧ください。
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