危ないサイトを開いてしまったら?やるべき3つの対処法
【危ないサイトとは?】
@DIMEが定義する「危ないサイト」とはユーザーの個人情報を盗んだりウイルスに感染させたりするサイトを指します。
危ないサイトの特徴
・「ウイルスに感染しています!」など不安を煽る文が繰り返し表示される
・会社情報などが正しく掲載されていない
・怪しいリンクや広告が表示されている
・不自然な日本語が多い
・勝手に別のページに誘導される
【危ないサイトを開いてしまうとどうなるか】
危ないサイトを開いてしまうと、以下3つの被害に遭う可能性があります。
① ウイルス感染
サイトにアクセスしたことがきっかけで、パソコンに勝手にソフトをダウンロードされてしまうことがあります。そのソフトがウイルスソフトだった場合、ソフトがパソコンに常駐してしまい、被害をもたらす可能性があります。たとえば、パソコンが急に重くなったり、急にブラウザなどに広告が大量表示されたりした場合、ウイルスに感染している場合があります。
② 個人情報の漏洩
偽の銀行サイトや偽のショッピングサイトに間違えて住所を入力してしまった場合、その情報が盗まれてしまいます。個人情報を盗まれると、他の業者に売りつけられてしまうこともあり、電話やメールが大量に来るといった場合もあります。
③ カードの不正利用
偽のショッピングサイトにクレジットカード情報を入力すると、その情報を盗まれてしまい、カードを不正利用されてしまう恐れがあります。(このような手口はフィッシング詐欺と呼ばれています)
偽のショッピングサイトに限らず、銀行や宅配業者を騙って偽のサイトに誘導する手口も存在するので注意が必要です。
【危ないサイトを開いてしまった際の対処法】
① ブラウザのCookieとキャッシュを削除する
Cookieとキャッシュを削除することで、保存しているサイトのログイン情報などが削除されます。
Chromeの場合、下記の方法でCookieとキャッシュが削除できます。
画面右上の三点マークをクリック→「閲覧履歴データを削除」を選択→Cookieとキャッシュにチェックを入れて「データを削除」をクリック
② パスワードの変更
アカウントへの不正利用を防ぐために、銀行やクレジットカードのサイトのパスワードは優先的に変更しましょう。
③ ウイルススキャンを行う
ウイルス対策ソフトをインストールして、ウイルススキャンを行いましょう。現状使っているデバイスがウイルスに感染していないか分かるとともに、ソフトによっては削除まで可能です。
【危ないサイトを開かないためには】
・URLを確認する
公式サイトを検索して正しいURLを確認しましょう。
不安を煽るメールやSMSメッセージ上のURLは決してアクセスしないようにしましょう。まずは公式サイトや公式アプリで確認することが大事です。
・OSは最新版を使う
最新のOSは過去のOSにあったセキュリティ上の問題が解決されている場合もあるので、使っているPCやスマホ等のOSは常に最新にしましょう。
・怪しいメールやSMSを開かない
メールソフトからではなくブラウザでメールを開いたり、古いメールソフトを使用していると、メールソフトのセキュリティ機能が効果を発揮せず、メールを開いただけでも被害に合う場合があります。
怪しげなメールやSMSは開封しないことを徹底しましょう。
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普段から気を付けていても詐欺の手口は巧妙化しています。
「本物そっくりの詐欺メールが届いてURLにアクセスしてしまった……」等の事態が起こってしまった場合、今回挙げた対処法を行ってみてもいいかもしれません。クレジットカード情報などを入力してしまった場合は、速やかにクレジットカード会社に連絡することも重要です。
過去記事でもフィッシング詐欺や偽サイトについて取り上げていますので、対策など再度確認してみてください。(過去記事はコチラ↓)
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参考・出典: @DIME
ITトレンド
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