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取締役以上の経営層の 68 %が「十分セキュリティ対策している」と回答、情報セキュリティの現状が浮き彫りに

【概要】

ドリーム・アーツ株式会社は1月9日、従業員数1,000名以上の企業に所属する経営層および情報システム部門500名を調査対象としたセキュリティ対策に関する調査結果を発表しました。

「重要な情報」のセキュリティ対策をどの程度実施しているかについて、
①「十分対策している」が52.6%
②「おおむね十分だが改善の余地がある」を含めると91%となったことがわかったとのことです。
回答者の9割以上がセキュリティ対策について十分との回答をしていたとのことが分かっています。
役職別に分析した結果、管理職(部長クラス)は53.2%、経営陣クラスは68%となったとのことです。

また、過去1年間にセキュリティインシデントの経験はあるか調査したところ63.4%が経験があると回答。
内訳としては
1位 「メールの誤送信(内部要因)」
2位 「ランサムウェア攻撃(外部攻撃)」
3位 「マルウェア感染(外部攻撃)」
4位 「外部からの不正アクセス(外部攻撃)」
となったとのことがわかりました。

回答結果から、
①セキュリティ対策は十分と思っていると回答している方が多い一方で、攻撃を受けたと回答した方も多く対策が十分に出来ていないこと
②管理職・経営層では自社の情報セキュリティの現状を把握できていないことが疑われる結果となりました。

                       出典:Yahoo!ニュース
                          Scan NetSecurity

以上の内容から、改めて自社のセキュリティ対策に問題がないか社内全体で一考頂くことをお勧めします。
参考までにはなりますが、内訳として挙がった「ランサムウェア攻撃」「マルウェア感染」「外部からの不正アクセス」の外部攻撃につきまして対策の方法を紹介します。

【対策方法について】

①利用しているネットワーク機器(PC等)のファームウェア更新・アップデートを行う

マルウェアの感染を防ぐために、使っているVPN機器やセキュリティ機器は常に最新の状態にアップデートしましょう。
また、機器への不正アクセスを防ぐ為にパスワードを複雑なものにする等も有効です。

②データのバックアップを保存する

データのバックアップをこまめにとっておき、ランサムウェア攻撃によるデータの暗号化に備えましょう。
クラウドサービスの利用やNAS・サーバを利用してデータを保存するのも1つの方法です。

③セキュリティソフトの導入

不正アクセス等の防止、マルウェア感染の阻止をすることが出来ます。
有効な対策の一つなのでなるべく導入することお勧めします。

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今回の調査では、情報セキュリティ対策は十分とっていると思っている方は多い一方で実際の対策は十分とられていないことや経営層・管理職クラスやそれ以外の役職で認識の相違があることがわかっています。
今一度自社のセキュリティ対策に問題はないか確認する時間を設けて頂くことをお勧めします。
弊社の記事を参考の材料にしていただければ幸いです。

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