ラグビートップリーグ歴代ベスト15 神戸製鋼コベルコスティラーズ FW編
第2回は神戸製鋼。トップリーグの初代チャンピオンになったメンバーと最新のチャンピオンメンバーどちらが中心になるのか?と言った点が注目でしょうか?
左プロップ
平島 久照 38票
中道 紀和 9票
南条 健太 6票
安江 祥光 5票
万能バランス型の選手をここに配置するのが神戸の特徴でしょうか?そんな中トップはスクラムに定評のある平島でした。確かになかなか神戸は初優勝後思ったような成績は残せていませんでしたがスクラムの安定があったので大崩れするようなシーズンはなかったように感じます。それは平島のおかげは大きいでしょう。トップリーグ初年度やその前に活躍してた清水が2番手。南条、安江はフッカーもできるまだ22人登録だった時代にルールにしっかり対応していた選手でしたね。チームに必要なムード作りの面でも貢献してた様に感じます。
フッカー
木津 武士 34票
有田 隆平 12票
松原 裕司 10票
村上 正幸 1票
上位三人はもともとルースFWの選手達ですね。個人的にはその先駆け的な松原がトップになるかと個人的には予想してたんですがまさかの3位でした。明治のエイトマンをフッカーにと言うのは賛否ありましたが結果その後スタンダードな流れになった印象があります。トップの木津は高校時代ロックでしたが大学で身長やバックローにリーチや前川がいた関係もあり相撲の経験や体格的にフッカーのがむいてるんじゃないかと転向。ワールドカップでの活躍も記憶に新しいですね。有田もナンバーエイトからの転向でコーラから移籍してきて木津の穴を埋める以上の活躍で優勝に貢献しましたね。木津よりフィールドプレーでのアタックに優れた印象です。村上はサイズはあまりないですが安定感とワークレートでチームに貢献してくれた功労者ですね。
右プロップ
山下 裕史 46票
渡邊 隆之 6票
清水 秀司 3票
山内 雅延 1票
ここは予想通りヤンブーこと山下が圧倒的1位ですね。戦術理解が高くディフェンスで特に貢献するタイプの選手ですね。渡邊はこれからの選手なんで期待しましょう。清水もトップリーグの前から活躍した選手で公式戦は150試合くらい出てるレジェンドですね。押されないスクラムを組める選手な印象があります。山内はリザーブから出場することが多かった印象がありますがしっかりスクラムを組める選手でした。
左ロック
伊藤 鐘史 40票
中島 イシレリ 14票
林 慶鎮 3票
小泉 和也 1票
右ロック
アンドリース ベッカー 42票
張 碩煥 7票
ロイス ウィルス 4票
安井 龍太 2票
他のポジション特にフランカーもこなす選手が多く逆にバックローの選手がこのポジションをやることも多いです。実際左の1位の伊藤も移籍当初はエイトでプレーする機会も多かったですが次期キャノンの沢木監督に伊藤みたいなロックがでてこないとと例えられる選手になりましたね。ラインアウトの技術や駆け引きに優れてリーダーシップも高い選手でしたね。コーチとしてこれからどうなるか楽しみな選手です。右の1位は現在はコーチのベッカーですね。でかくて頼りになるまさにロックと言った選手ですね。
左の2位イシレリはポジション関係ないですね。3位の林もフランカーでの出場も多く全ての局面で絡める選手でした。右の4位にはなりますが安井も万能で選手間での評価も高くセブンスでも活躍出来てその経験を活かしてウイングでもプレーいていましたね。
右の張は昨シーズン裏MVPとも言えるような安定感があり貢献度の高いリアルロックの選手ですね。3位のロイスも安定感あるプレーで神戸を支えてくれた功労者の一人でしょう。小泉もトップリーグ開始前から活躍していた選手の一人ですが今は珍しいかもしれないめちゃくちゃスキルが高い上手いロックと言える選手です。歴代でもトップクラスに上手いんじゃないかな?
左フランカー
前川 鐘平 30票
斎藤 裕也 18票
池上 正明 4票
ロン クリブ 3票
このポジションは背番号より突破力のある選手を中心にセレクトしました。1位は高校の時からインパクトを見せ続ける前川ですね。サイズ不足を感じさせないコンタクト能力を見せてくれてますね。斎藤、川上は明治時代からのいいコンビですね。斎藤はもちまえのタレント性で現在は様々な分野で活躍してますね。突破力は日本人離れしており歴代でもトップかもしれませんね。川上は神戸のフランカーらしい判断力も兼ね備えたつなぎ役も突破役も出来るグッドプレーヤーですね。クリブはエイトでプレーする機会が多くまわりの状況にあわせてプレーするのが上手かった印象がありますね。
右フランカー
橋本 大輝 25票
野澤 武史 17票
ジョシュ ブラッキー 13票
鈴木 敬弘 0票
ここも神戸らしい選手がそろいましたね。特に橋本は象徴的で派手なプレーはないもののしっかりつなぎ役やディフェンスで貢献できる参考にするべきプレーヤーの一人だろうなと思います。野澤も現役時代タックルのイメージですね。慶応らしい魂のタックルを体現する選手でした。ブラッキーはそれまでの外国人選手はパワーのあるペネトレーターの様な選手が多かったですが彼は技術と判断力がずば抜けてそういった面で勝負する日本人選手のメンターとしても非常に優れた選手でその後の選手獲得の指針になった選手の一人じゃないかなと思います。鈴木は票が入りませんでしたが体を張ったプレーでチームに貢献してくれましたね。
ナンバーエイト
伊藤 剛臣 33票
谷口 到 11票
マット バンリーベン 8票
マパカイトロ パスカ 2票
ここはサイドアタックをさせたら世界一に男が貫録の一位ですね。剃刀に例えられたサイドアタックは本当に見ごたえがありましたね。タックルやラインアウトでも活躍するバランス良い選手でしたね。谷口は更にバランスのとれたプレーヤーで4から8までこなすオールラウンドなチームに居てくれないと困る選手ですね。バンリーベンはもっと評価されていいんじゃないかなと。真面目で体張るしナエアタとかインパクトあるから注目集まるけど好み枠かも(笑)マパカイトロはペネトレーターで活躍して山梨でまだ現役じゃなかったかな?
平島 久照
木津 武士
山下 裕史
伊藤 鐘史
アンドリース ベッカー
前川 鐘平
橋本 大輝
伊藤 剛臣
と言ったメンバーになりましたね。ちょっと予想外でした。神戸は昔からのファンの方が多いのでもっとトップリーグ前の選手達に票が集まるかと思ってたらそうでもなく意外とバランスのいい人選になってる気がします。神戸らしい展開ラグビーに対応出来る選手がそろったんじゃないでしょうか?個人的には松原、ブラッキーを入れたい感じもします。
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