[簡単でした]ASUSTOR NAS筐体交換とデータ移行
壊れた
今年、7年ほど使っていた前の機種 AS-6210T が、壊れました。
正確には、2つのスロットが認識できなくなったのです。
主原因はわかっています。
NASの問題ではなく10年以上使っていたUPSの故障でした。
UPSの故障のため、予期せぬ電源OFFが数回発生、最初は1スロットが認識できなくなり、さらにもう1スロットが認識したりしなかったり不安定になりました。
幸いなことにRAID6で運用していたので、
NASのデータを消失することは避けられました。
修理するか買い替えるか
しかしRAID6でも、もうあとがありません。
他のHDDが壊れたら、RAIDが壊れてデータがなくなってしまいます。
これを避けるために、修理するか、買い替えるかを選択しました。
まず修理ですが、
販売代理店経由で購入したものだったので、
当然サポート期間も終わっているのですが、
修理が可能かどうか確認させていただきました。
修理は保証期間外でも受け付けはしていただけるものの、
ハードウェアの特殊な壊れ方の場合修理(見積もり含む)は、メーカー(台湾ですね)に送付することになるので、長期間かかり見積り自体も費用がかさむ、とのご連絡をいただきました。
結果からいうと、この時点で修理は対応方法から除きました。
次はリプレース・買い替えですが、販売代理店の方にお聞きしたところ、AS-6201Tは販売も終了していて在庫はないとのことで、後継機AS-6501Tをご紹介いただき、こちらを購入することになりました。
買い替えの決め手
大きな決め手になったのは、現在の筐体AS-6201Tに入っているHDDをスロットごと新しい筐体AS-6501Tに入れるだけでNASが復活する、という機能を知ってはいましたが、改めてご紹介いただいたことでした。
作業前の準備
購入の手配をしたのち、移行作業前の準備にかかりました。
販売代理店様からは、ADMのバージョンは同じでなくては、移行作業はできない、と伺っていました。
また、販売代理店様には、この最新バージョンにOSをアップグレードのうえ出荷していただれることを確認してありましたので、NASのOS, ADMを最新のものにバージョンアップしました。
次に、
そのままデータを移行できると伺ってはいますが、万が一のことがあるかもしれないので、重要なデータを中心にバックアップをとります。
べ手のデータのバックアップはできなかったので、
まず、現在のNASに保管してあるデータのうち、
現在のプロジェクトのデータ、古くて利用価値の少なさそうなものなど、データのバックアップに順位づけ・プライオリティをつけ、
各自のPCのハードディスクを整理したうえで、
外付けのHDDなどをかき集めて、
NASにあるデータを優先度順にバックアップをしていきました。
移行作業
新しい筐体 AS-6501Tが届きましたので、移行作業をはじめます。
手順は販売代理店の方に詳細にご教授いただきましたので、その通りにやりました。
なお筐体は前から見るとはほぼ同じです。(背面は違いますが)
まず、古い筐体のNASをシャットダウンします。
新しい筐体のNASに古い筐体から抜いたHDDのスロットをセットします。
大事なのは配置をそのままにセットすること、とのこと。
古いNASのスロット1に入ってたHDDは、
新しいNASでもスロット1にセットする、ということ
すべて入れ替えたら、新しい筐体のNASの電源を入れます。
新しい筐体のNASが、古い筐体のNASの情報のまま(IPアドレスやログイン情報も含めて)、起動します。
!!!!!これは感動でした!!!!!
ちょっとしたトラブルがあり、やりなおしたりしましたが、
全部で10分もかかっていません。
なお、古い筐体でトラブルを起こしていたスロットに入っていたHDDは、何かしらトラブルを起こす可能性がありましたので、利用していません。
購入時に注意したい点
ASUSTORの機器は、Amazonなどでも購入できますが、並行輸入品が多いようです。
並行輸入品の場合、相談、修理などは代理店では行えないとのことなので、購入前にこの点は確認することが大事だと思います。
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