MY PARK STORY | 100人の公園論 -Prologue-
魅力的な人は、自分の"公園"と呼べるような居場所を持っているのではないか?
そんな仮説を多種多様な100人との対談を通して深掘りするMY PARK STORY。
"公園"のような居場所によってその人が育まれたとしたら、公園や公園的な場所からの影響="パーク効果"はあるのか?それは一体どんなものか?を突きとめる対談の旅。
パーク効果があったとしたら、それを体系化できないか。
それを、まちづくりの1つの要素として組み込めないか。
それができたら自分の居場所を持ち、つくれる魅力的な人が増えるのではないか。
そんなことを考えながら、話を聞いてみたい身近な人から面識はないけれど会ってみたい著名人まで、100人に対談をオファーしてみたいと思った。
さて、初回をお願いするのは、日本ベンチ協会(NBA)チェアマンの面木つよしさん。プランナー / クリエイティブディレクターとして、ベンチ協会の他にも企業のブランディング、ラジオ番組や雑誌の企画など幅広く活躍している。
じつは、この対談のテーマである「魅力的な人には"公園"のような居場所があって、それがその人の人生形成に大きな影響があるのでは?」と考えるようになったキッカケは、10年ぐらい前に聞いた面木さんの幼少時代のエピソード。
熊本で、商店街のアーケードの上を遊び場に育ったその時のエピソードを聞いたときに、「あ、こういう経験や居場所を持っているとこんな面白い人が育つんだ」と思ったのを今でも強烈に覚えていて、初回の対談をお願いした。
対談は大宮のビストロ「デリカ」の店先に置くベンチを面木さんが届けにいくのに同行し、そのベンチでできたらと思っている。
そして2人目はファッションデザイナー、アーティストの串野真也さん。
靴と鞄などを展開するブランド「Masaya Kushino」にてレディ・ガガが着用した靴を制作した他、フットウェアブランド「OAO」などのシューズデザインを担当。 また、スプツニ子!とのアートユニット「ANOTER FARM」や、ELLE JAPANにて二階堂ふみさん連載のアートディレクション、着るだけで環境を良くするための繊維を開発するプロジェクト「Re:PLUS PROJECT」など、ファッションデザインの枠を超えて活動している。
串野さんは広島県の因島出身。現在は京都を拠点に活動している。
因島の幼少時代から、ヨーロッパへの留学、そして京都。串野さんの公園とはどんな場所かを聞いてみたいと思う。
どんな対談になるかとても楽しみだ。
(渡辺)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?