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フォントが私の選択を変えた 〜Apple信者だった私がガジェットを乗り換えはじめた理由〜

かつて私はWindowsとAndroidを利用していました、そして10年ほど前にApple製品に移行し、長い間MacやiPhoneを愛用していました。最近になって振り返ると、デバイス選びにおいて、思いのほか「フォント」が大きな決定要因になっていたことに気づきました。機能や性能が気になるのはもちろんですが、実はその裏にはフォントが絡んでおり、私がAppleを選んだのも、そしてAppleから離れつつある今も、フォントが理由だったのです。その背景をシェアします。

Androidのフォントに対する不満

私が最初にフォントに強い不満を感じたのは、Androidを使っていた時です。特に、文字を拡大すると日本語が太く、英語が細く表示される不均一さが目立ち、統一感がなく感じました。この状況に耐えられず、システムをカスタマイズするためにルート化まで学びましたが、フォント表示は完全に満足できるものではありませんでした。最終的に、私はフォントの美しさと一貫性を求めてiPhoneに乗り換えました。

iPhoneでの快適さ

iPhoneに移行すると、フォントの美しさと統一感にすぐに満足しました。iPhoneでは日本語と英語が自然に調和していて、Androidで感じていた不満が嘘のように消え去りました。これでフォントに悩むことはもうないだろうと思っていたのですが…。

Windows 7のフォントが気になり始める

次に気になり始めたのは、Windows 7のフォントでした。iPhoneやMacでの美しいフォントに慣れてくると、WindowsのメイリオやMSゴシックがどうしてもチープに見えるようになったのです。特にデザインを扱う仕事をしていたため、この違和感は無視できませんでした。結果、私はMacに完全移行することに決めました。Macは確かに高価でしたが、フォントの美しさには代えがたい魅力があり、しばらくその環境に満足していました。

GarminとWindows 11で再発見

ところが、ランニング用に購入したGarminが大きな転機となりました。Apple WatchからGarminに乗り換えたとき、フォントに対する不満が再び出てくるのではないかと心配していましたが、意外にもまったく気にならず、むしろGarminの機能性に感動し、Garmin先生の言われた通りにトレーニングをする生活が始まりました。この経験から、「Apple以外の選択肢も悪くないのでは?」と思うようになりました。

さらに、生成AIを構築する環境整備のためにWindows 11を使う機会が訪れたとき、私の予想を良い意味で裏切る結果となりました。特に游ゴシックやRobotoを設定すると、かつてのWindows 7のフォント問題が解消され、非常に快適に使えるようになったのです。Windows 10よりも何かしら改善されているようで、正直驚きました。

Androidの進化に驚く

さらに驚かされたのは、ついにバリアブルフォントがAndroidでサポ-トされるということです。このアップデートにより、これまでのAndroidでの文字の不均一さが解消され、文字の拡大時にも日本語と英語が自然に調和するようになります。これにより、かつて感じていたフォントに関する不満が解消される可能性が高く、「またAndroidを試しても良いかも」と思い始めています。でもiphoneはなんも考えなくてもよいし、apple intelligenceとsiriの進化にも惹かれるんですよね (^-^;

フォントが選択に影響していたことに気づく

振り返ってみると、私は常にフォントに不満を抱えており、それがプラットフォームを変える大きな決め手になっていました。オープンソフトウェアの世界を探求しつつ、最終的にはAppleに移行しましたが、今では各プラットフォームがフォントの自由度を高め、どれを選んでも満足できる環境が整いつつあります。もうフォントだけがデバイス選びの基準ではなくなり、私は再び自由にプラットフォームを選べる時代が来たと感じています。


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能楽空
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