春、流れる 週刊ニュー農マル vol. 45
ここのところの雨続きで心配された天気も回復した土曜の昼下がり。今日もかん太村に集ったニュー農マルメンバー。今日は賑やかにたくさん集まりました。週末援農の様子を鎌倉関谷から3本立てでお届けします。
まずはこちら。いつもお世話になっている農家さんのハウスへ。「めぐりと」さんに記事にしていただいたきゅうりのツルおろしをしたハウスです。その後しばらく土を休ませていましたが、次の作付けが迫ってきました。ガラガラっとガラス戸を開けると中はこの通り。
中々盛り上がっていますね。このままでは次の作付け準備ができませんので、除草作業の依頼を受けました。午後から出てきた陽射しでハウスの中はぽかぽか陽気。いやはや、これでは草もよく成長しますね。
灌水チューブに沿って1列ずつ端から端へ、鎌やホーを使って草を抜いていきます。
遠くから見ると生い茂っていて厄介そうに見えましたが、作業を進めてみると根が浅く思ったよりも抜けやすい雑草。そこかしこに雑草の山が築き上げられていきます。
お、こちらでは鎌も使わず慣れた手つきで草をまとめていっていますね。1列、また1列と仕上げていきます。
広いハウスも1時間ほど集中して作業すればこの通り。草に覆われていたハウスがスッキリ片付きました。
続いてはこちら。きゅうりハウスからほど近いニュー農園に寄り道です。
冬を越したニュー農マルのハーブ園。まずは鍬入れして荒起こし。固まった土をほぐします。続いて今シーズンの植え付けに向けて区画整理。ハーブ園長さっちゃん指揮の下で残っている多年草を傷つけないように気をつけて整備を進めます。今シーズンはどんなハーブが育つのでしょうか。お楽しみに!
こちらでは堆肥の切り返し。2週間前に追加したたっぷり落ち葉と米ぬか。表面に糸状菌がみられ、発酵が進んで湯気が立ち込めています。うん、いい具合!
しかし、この量となると2人がかりでも切り返しに一苦労。中々骨が折れます。昨シーズンは一人でも難なくできた切り返しも、堆肥の量をググッと増した今シーズンは中々手強い相手です。
でもこれはニュー農園の土作りに大切な作業。即効性の肥料を与えるのではなく、時間をかけて土を育てていく。継続が大切な取り組みです。
芽が出てすくすく育っているじゃがいも。成育を邪魔しないように周りの雑草を抜いていきます。特に厄介なのがスギナ。地下茎が細く長く伸びていてのぞくのに一苦労。地道に一つずつ抜いていきます。こうして草取りをしているとあっという間に時間が過ぎてしまいますから、良し悪しは別にして除草剤を使用せざるを得ないのもよくわかります。昨夏のニュー農園は草で覆われて大変なことになっていましたから…。今年はどうなるやら。
先月までならここで作業終了でしたが、日が延びてもう1件伺えそうです。先週、先々週、と進めてきた畑の片付けに向かいます。
片付け作業も終盤戦。雑草に覆われた奥のゾーンに残されたマルチの撤去にかかります。畑の手前側は茄子の大きな株が残っていて草があまり多くはありませんでした。対してこちらは一見するとマルチなんて入ってないのでは?というくらい草で覆われてしまっています。
絡み付いた草を除いてマルチを1列ずつ撤去。これまた地道な作業が続きます。年月が経って劣化しているので全てを取り除くことはできませんが、少しでも土に残さないように草とマルチをより分けていきます。
1時間弱という短い時間ながら残っていたマルチの半分以上を撤去できました。持ち越しになりましたが、今月中にどうにか作業完了できそうな見通しです。
盛りだくさんの1日を終えてバンザーイ(来週も続くけどね!)
美味しいもの委員会
作業を終えてかん太村に戻ると、何やら素敵な香りが。
採れたて鎌倉産タケノコの唐揚げ入りおにぎり弁当でした!農作業の後、今日の作業を振り返りながら食べるご飯は格別に美味しいですね。
いつも美味しいご飯をありがとうございます!