営業先の癒し系でカワイイおじさん担当者から、FU○K YOUを浴び続けた話
今日は私の大好きな、とある取引担当者の1人について、ショートストーリーをまとめました。
とても可愛いおじさん担当者なので、クスッと笑って貰えたら嬉しいです。
商談中に指遊びをする担当者
その日、私はおじさん担当者にサービスの説明をしていた。
すると、質問をされる。
「ニューノマンさん、つかぬことお伺いしますが、2点お伺いしても宜しいでしょうか?」
「はい。なんでしょう?」
その担当者は2点といいながら、指が4になっていた。
「まず1点目。○○について、、、」
反対の手で人差し指をグッと握る。
「続いて2点目。○○について、、」
反対の手で中指をグッと握る。
それと同時に、薬指と小指がさりげなくパタンと閉じる。
お、ここでようやく間違いに気づいたのか?
それとも、たまに小指が立っちゃう人がいるけど、この人は薬指も小指も立っちゃう人なのか?
考えれば考える程、担当者の話が頭に入って来なくなる。
真相は未だわからぬまま、、、
続・商談中に指遊びをする担当者
この日もおじさん担当者にサービスの説明をしていた。
「ニューノマンさん、つかぬところお伺いしますが、3点お伺いしても宜しいでしょうか?」
はい、キタ!
今日は3点だ。
この場合、指はどうなるのか?
指の行方に興味津々の私。
その担当者の3は、親指、人差し指、中指を立てるオールドタイプだった。
ちぇっ、今日は普通の3かぁ、つまんねぇな。
前回の経緯があったのでどんな指になるか期待したが、残念ながら期待ハズレだった。
「まず1点目、○○について、、」
反対の手で親指を指差す。
そして、親指を閉じる。
指がピースサインになる。
おっ、今日は順番に閉じるパターンか?
「続いて2点目、○○について、、、」
反対の手で人差し指を指差す。
そして、人差し指を閉じる。
ここに来て、この2点目で会話が盛り上がってしまう。
親指、人差し指は既に閉じているため、中指のみを立てたまま、担当者は私との談笑で盛り上がる。
みなさん、これが何を意味しているかお分かりだろうか?
そう、つまり、指がファックユーのままなのだ(笑)
物凄い笑顔とは裏腹に、ひたすらファックユーを私にし続ける担当者。
もう、やめてくれぇええ!!!
私はあなたとの会話以上に、この光景に笑い死にそうだ!!
悪気無く私にファックユーしている感じが笑いを誘う。
2点目の会話が長くなってきたので、おじさん担当者は腕を組み始める。
それでも尚、手はまだ律儀にファックユーのままだ。
結局2点目で盛り上がりすぎ、3点目は聞かれなかったのであった。
好意のつもりが、、、
その日はおじさん担当者の会社でセミナーがあり、私は講師担当と一緒に会議室にいた。
セミナーなので、スクリーンに資料を投影していた。
そこへ例のおじさん担当者がこちらへやってくる。
「ニューノマンさん達、暑くないですか?扇風機つけておきますね。」
ガチャッ!!ブーン!!
扇風機が付く。
「はい、風が行くようにそちらへ向けますね。」
扇風機の方向まで変えてくれた。
「お気遣いありがとうございます!」
おじさん担当者はとてもお優しい方なので、わざわざこんな風に気遣ってくれた。
「ホントいつも優しくて素敵ですよね。」
「うん、そうだよね。」
私と講師担当でホッコリした気持ちになる。
セミナー開始までは時間があったので、オジサン担当者は一先ず退室する。
「また戻ってきますね。少々お待ち下さい。」
暫くすると、別の若い担当者がやって来た。
「あ、扇風機回してるんですか?これだと、スクリーンがウネってやりにくいですよね?」
ガチャ。。。ウーン。。。。
プロペラが回転を徐々に弱めていく。
おじさん担当者の好意は、ものの見事、僅か5分で打ち砕かれた。
私も講師担当もそのおじさん担当者のキャラクターをよく理解していたので笑いが止まらない。
「プッ!!扇風機、一瞬で消されましたね(笑)」
「普段、会社でもきっとああゆう感じで、好意が踏みにじまれる事が多いんだろうね(笑)」
なんて愛らしいおじさんなんだろう。
そこへおじさん担当者が帰ってきた。
部屋へ入るやいなや、扇風機が止まっている事に気付く。
その顔はどこか悲しげな表情をしており、我々をチラ見したが、扇風機が止まっている事には一言も触れなかった。
いや、違うんです!
消したのは我々ではないです!
こちらからそんな風に切り出すと、今度は若い担当者が悪者になってしまうので、言いたいのをグッと堪える。
暫くおじさん担当者へのアイコンタクトと無言の時間が続いた。
私達は何もしていないに、おじさん担当者を傷つけてしまった。
だから、違うんだってば!!
俺達じゃないんだよぉぉ、、、
あの心の傷はもう癒えているのだろうか。
私の性格が故なのか、私の取引先担当者はこんな感じで個性派が多いのだ。
色んな個性派担当者に囲まれて、私はとても幸せだ。
それはリアルだけではなく、このnoteでも(笑)