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E.V.2023 曲紹介 ドイツ

アーティスト名:Lord of the Lost
曲名:Blood & Glitter

ドイツ…三歳児でも知っている欧州の雄。EU経済の中心地にして、EDMのカリスマ。あとビールもおいしい。そんな国。

ユーロビジョンにおいては創設メンバーの一国として圧倒的な存在感を誇っています。
過去2回の優勝経験を持ち、また総合ランキングでも上位に食い込むことの多い、いわゆる強豪国です。
一方で最下位の屈辱を味わった経験も多く、浮き沈みの激しい戦歴の持ち主とも言えます。

2010年に優勝したLenaが圧倒的に印象に残っていますが、彼女に関しては2011年大会で歌ったTaken by a Strangerのステージの方が好みです。…共感者はいませんが。

今大会の代表アーティストLord of the Lostは2007年に結成以来、じわじわと実力をつけてきたロックバンドです。
見た目のアレな感じとは裏腹に、地道に努力を重ねてきたバンドのようです。
バンドのフロントマンChris Harmsは、ポーランドで拾った2匹の捨て猫と家族を愛する心優しい男。
影響を受けたアーティストとして Nine Inch Nails、 Marilyn Manson や Lady Gagaなどが挙げられており、なんというか…音楽大好き好青年というイメージが僕の中で芽生えてしまいました。
一晩中、好きなアーティストについて熱く語ってしまうような、きっとそんなナイスガイなのでしょう。
願わくばBECK’S片手に彼の音楽よもやま話に付き合ってみたい(言葉は通じないけど)。

彼らがユーロビジョンで披露するBlood & Glitterは、ある意味タイトルを裏切らない一曲です。
オーソドックスなロックミュージックに、太く伸びのあるボーカルを乗せた安定感のある一曲。
ときおり響くデス声のシャウトを聴くと、何故かほっこり来ます。
ビジュアル系…というと語弊がありそうですが、彼らの曲はその強烈なビジュアルイメージとの相乗効果によって、その魅力を一層発揮すると感じました。

ユーロビジョンの大舞台で彼らのパフォーマンスが爆発する様を期待しております。
…純粋に応援してますよ。


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