スマホ送りの儀 その2
過去のスマホの思い出を、現行機「Balmuda phone」が、次々と破壊していくこの儀式。
最初の被儀スマホは、僕が直近まで使っていた京セラの耐久スマホ「DuraForce Pro 2」です。
DuraForce Pro2との思い出
約2年間愛用していたこのスマホは、ちょうどコロナ禍におけるパートナーとして僕の心を慰めてくれていた大切な1台でした。
コロナ禍で引きこもりがちだった僕を叱咤激励し、ランニングを続けさせるモチベーションを与えてくれたのも、このスマホでした。
京セラが誇る堅牢設計によりその頑健さが裏付けられたDuraForce Pro2。
ランニングのお共には本当に最適で、たとえアスファルトに叩きつけようが、雨に打たれようが、泥水につかろうが、故障することなく、僕のつたないランニングの記録を黙々とつけ続けてくれたこのスマホには、ただ感謝の気持ちしかありません。
ガチムチ堅牢スマホというイメージが先に立ちますが、遊び心もないわけではなく、プリインストールされているカメラアプリには、速度計や高度計などが表示される撮影モードが搭載されており、趣味の動画づくりの素材としても、大いに活用させていただきましたね…。
日本で作られていながら、日本での知名度はかなり低く、兄弟分のTORQUEシリーズに販売台数で大きく水をあけられてきましたが、知る人ぞ知る名機として、今後も京セラのスマホ史に名を残すことになるでしょう…。
そんな思い出をもとにDuraForce Pro2を擬人化してみました。
黒の樹脂ボディに包まれた凹凸のあるボディ。
ズシリと重みのある存在感。
実用性を重視した朴訥とした意匠(iF DESIGN AWARD 2019/プロダクト部門受賞)。
主にアメリカ市場での需要が高く、安定した評価を得ていることを鑑み、日本刀を持たせてみました。
送りの儀
儀式の様子はこちらをご覧ください。
次回予告
次回は、名門重機メーカーキャタピラー社が手掛けた本気の現場スマホCat S41を涅槃に送ります。
※スマホ送りの儀にはSOULCALIBUR VI (©BANDAI NAMCO)を使用しています。
余談
京セラの個人向けスマホ生産中止のニュースには驚かされましたが、DuraForce Proシリーズは企業向けのスマホとして販売されていることから、今後も開発は継続されるものと思われます。
恐らく今後はDuraForce Proで培われた技術がTORQUEシリーズにフィードバックされていくのだろうな…と、ひそかに期待しております。
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