プー太郎になって、1ヵ月。カゴを編んでます。
8月末に会社を辞めて、はや1ヵ月経ちました。
その間何をやっていたかというと、
健康保険や年金の切替えや、ハローワークで失業認定を受けにいったりと、意外と事務的な手続きが忙しかったです。
「わたしが会社を辞めてやりたいこと」の1つに、
「カゴを編むこと」がありました。
カゴといっても色々あります。
わたしはどんなカゴを編みたいのか?
わたしは、カゴ好きで今までも色々と買って、
家で使ったり、バッグとして使ってもいました。
自分で買うのにはスペースとお金に限度があるので、
Pinterestでも気になるかごの画像を集めていました。
(画像だったら、いくらでも集められる。)
カゴといっても、籐カゴ、竹かご、アケビのかご、
い草のカゴといろんなカゴがあります。
欲望のままに、色々集めてみたのですが、
わたしは細かい目のバッグになるカゴが好きなようです。
(Pinterestって、自分でも気づいていない好みがあぶり出されますよね。)
とくに、わたしは「ナンタケットバスケット」が気になるようで、
色々と画像を集めていました。
ナンタケットバスケットは、アメリカのナンタケット島で編まれてきた伝統工芸で、手間と時間がおそろしく掛かるため、値段もびっくるすくらいお高いカゴです。上流階級の正式なパーティにも唯一認められるバスケットと言われています。
日本でも、余裕のあるマダムたちのお稽古ごととして、じわじわ人気が出てきています。そんな優雅なカゴに憧れるものの、自分で持つことなんて、一生ないだろうと思っていたのですが・・・・
自分で作っちゃう?
そうだよね、自分で作っちゃおう。
プー太郎で時間があるんだし、
一番難しそうなカゴを習ってみるかと決めました。
そんなわけで、教室を探して初めてカゴを編んでいます。
最初に作ったカゴはこちらです。
小さなカゴですが、材料の籐をすべすべになるまで削ったり、
細いツルを通して、一段一段編んでいくので、かなり時間がかかりました。
時間はかかるけど、わたし、無心で編めるカゴ編みは、性分にあっているようです。編む行為に没頭できて、瞑想のようでした。
底には、ラッキーペニー(硬貨)を貼っています。
昔、ナンタケット島ではそのような風習があったそうです。
(今は本場ではそのような風習は廃れたらしいのですが、なぜか日本のナンタケットバスケット作りに受け継がれているらしいです。)
初めてのナンタケットバスケット、今はこんな感じで
カイボイスンのお猿さんと一緒に飾っています。
ファーストナンタケットは、まずは小ぶりなサイズでお試ししました。
次のバスケットは、二回りくらい大きいバッグタイプにチャレンジ中。ふた付きのバスケットにして、お出かけに使うつもりです。
そして、ナンタケット以外のかごも習いに行こうと計画中。
手をもくもくと動かす仕事は、わたしに合ってるな。
色々チャレンジする中で、自分の「なりわい」が見つかりますように。