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Photo by
tonewicker
けんちゃんのギターソロ、それはまるで魔法だった
・運営しているポッドキャスト『NewNakanoStories』の最新158回でいわゆる「サブスク時代のギターソロ問題」について話し合った。
・僕らはギターソロがバリバリ入って当然の時代に生きていたので、ギターソロの良さも分かるし、一方、そのカウンターとしてのパンクの潔さも好きなので、なくても良いんじゃないか、という意見も分かる。
・僕がギターソロに雷を打たれた原体験は、もう30年前、確か中二のころ、ハードロックバンドをやっていた友達のけんちゃんのギターを聴いた時だった。
・バンド好きなお父さんを持つ友達の家に、スタジオっぽくした部屋があって、そこによく友達数人で集まっていた。
・そして、けんちゃんがギブソンのフライングVをアンプに繋げ、おもむろに弾き始めたのが、Mr.BIGの『Green-Tinted Sixties Mind』のイントロ。
・ほんとうにびっくりした。どうやって音が出ているのか分からなかったぐらいに。
・という話をポッドキャストでして以来、ずっとこの曲を聴いている。
・今聴くとまた新鮮でいい。
・あと、歌詞もいい。切ない。
・Green-Tinted Sixties Mind. 緑がかった60年代の映画のように。
・さて、サブスク時代では、イントロが長いと敬遠され、ギターソロも敬遠される。
・という意味ではこの曲はイントロにギターソロ。
・言語道断なんだろうけど、やっぱり僕にとっては美しい。
(end)
↓この話をしている部分の抜粋版
↓よかったらポッドキャスト本編も聴いてみてください。