父のこと、謎解きの宝の地図みたいなもん

父と話した。

両親が離婚したのは私が2歳のころ。
私は父が大好きだった。

何が起きたのかはわかるようで分からなかったけど
もう一緒に住まないこと
母が父を嫌いだということは悟った。

私の大好きな父のイメージとは裏腹に
母から聞く父は借金、お金にルーズ、浮気、最低な人間だった。

だけど私は父が好きだったのだろう。
だけどなんだかよく思い出せないし、
正直わからない。。。

母は私たち(姉妹)を父に会わそうとはしなかった。
養育費も貰ってないから、今となれば当然だと思う。

だけど父と絶縁していた訳ではなかった。

そんな父にこの間、
ひとり酔っぱらった私は電話してみた。

私は、今もなお深く深いところで探してた。
私は父に愛されていたのかと
33年間ずっと探してたことにこの日気づく。

昔から父がいなくて当たり前の日々で
母だけの家庭はそれは厳しい女の世界だったけど
男なんかいなくても大きくなれる
「お前なんていなくても一人で立てるんだよ！」
と父に、男に復讐をしていた。

復讐をしながら
愛されたいと強く願う
そしてどうせ私なんか愛されるはずがないと
証明しようとする。

父に電話した話に戻るけど、
なんで電話したか分からなかった。

無意識の動作の中に隠されてた本音は
私が本当に聞きたかったのは
父が私のことを愛してたかそれだけだった。

結果、その言葉はちゃんと聞けた。
父は私たち(姉妹)のことが可愛くて大好きで大事で
とても会いたかったと話してた。

その他も沢山聞いたけど、それは割愛。

こうなるともう闇の魔法が解けた気分。

もう愛されない証明をしなくてもいいし、
男に復讐しなくても
どうせ私は愛されてるんだから。

父にして欲しかったことを
パートナーに求める必要もなくなる。

過去のパートナーよ、
父を求めては愛されたいと嘆いては
激しく生きてきてすまんかった。笑
そしてThank you

父、母問題は根深く私たちを苦しめる。
心のブロックや自己肯定感
これらも全て両親の呪縛で塗り固められてる。

親に愛されるとか気持ち悪いとか
抵抗を覚えてる人こそ、
ここ根深いかもね。。。

もう一回過去の自分引っ張り出してきて
元のもとまで辿ってみると
小さい自分が泣いてるからさ、
今の私ならできると
小さい自分を助けにいったのだと後から気づいた。

これを克服して
解消していけばいくほど
私は私を思い出して私を生きるのだと。

結局はそんな自分を
どこまでも受け止めて愛していくに繋がるのかな。

ラスボスを倒しながら更に冒険は続く。
父への謎解きはきっとこれにて終了！

宝の地図にはやっぱり宝が沢山隠されてる。