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「新卒・若手」だからこそ、newmoで貢献できること、得られる経験がある【1年目×メンター対談】
「移動で地域をカラフルに」をミッションに掲げ、2024年1月に創業したnewmo。交通業界にイノベーションを起こすには、組織の中にも「カラフルさ」、つまり多様なバックグラウンドを持つ人がいることが必要だと強く考えています。その考えのもと、この度newmoでは「新卒1期生」の採用を正式にスタートしました。newmoの新卒採用は、学生の方・既卒の方・第二新卒の方も対象です。
インタビューでは、新卒1人目のTakakiさんと、彼のメンターを務めたOnotetsuさんに、「今、新卒でnewmoに飛び込むべき人やその理由」を伺いました。どの地域にも不可欠な「交通・インフラ」という領域に関心があり、社会課題を解決したいと強く志す方には、ぜひご覧いただきたいです。それではどうぞ!
社会の“負”である「地域交通」の課題解決にスタートアップのスピードで挑める環境
──まずは、Takakiさんがnewmoに新卒入社した経緯を教えてください。
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Takaki:初めまして、Takakiです!newmoに新卒入社して3ヶ月ほど経ち、今はM&Aチームに所属しています。
昔から鈍行列車で地方を旅することが好きで、大学1年の頃から地方都市での空き家活用や伝統的な建築・街並みの保存プロジェクトにも参加していました。その過程で衰退していく地域や、活用されていない観光資源を見る機会も多く、「地域の暮らしを豊かにする方法を勉強したい」と思うようになりました。大学では都市全体の計画・デザインを学ぶ都市工学を専攻し、大学院では自転車利用者のGPSビッグデータを扱う研究など、都市・交通分野の研究に取り組みました。
就職活動では、自分の興味や専門が活かせる仕事がしたいと思い、街づくりに関われる不動産業界などを初めは見ていました。しかし、興味や専門と「スピード感を持って仕事がしたい」「若いうちにたくさんの経験を積みたい」「社会に貢献している実感を持ちたい」という希望が全て重なる企業はなかなか出会えず…。外資系の戦略コンサルティング企業の内定をいただいたこともあり、就活もそのタイミングで早めに切り上げていました。
そんなときに能登地域で地震が起きて、「何かできることはないか」と自分なりに調べてみたんです。調べるうちに、能登のタクシー会社が相次いで休廃業している、というニュースを見かけました。地域交通の課題を再認識させられると同時に、以前SNSで見かけて気になっていたnewmoを思い出しました。
改めてnewmoを調べたところ、まさに自分の興味や専門と、希望が重なる組織であることが分かり、「newmoなら、自分の成長も地域交通の課題解決にもつながる仕事ができるのではないか!」といてもたってもいられず、SNS経由でnaokiさん(newmo代表・青柳)にインターンで働かせてほしいとお願いをしました。
newmoが新卒採用をやっているかも分からないし、自分自身もコンサルに入社するまでの期限付きインターンとして相談したので、naokiさんからは最初「今、その条件のフルタイムではない採用は難しい」と断られたんです。ただ、newmo以上に自分が関心を持てる大きな社会課題を解決するスタートアップに出会える機会は、今後ないかもしれないと思い、粘り強くお願いしたところ、その熱意を受け止めていただき、2024年5月にインターンとして関わり始めました。働いているうちに、やはりnewmoで働きたいという思いが高まり、2024年7月にnewmoの一人目新卒社員として入社することになりました。
──すごく熱量が伝わってくる入社経緯ですね……!では、TakakiさんのメンターをしていたOnotetsuさん。インターン中のTakakiさんの様子を教えていただけますか。
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Onotetsu:いまだから言えますが、最初に出会った頃のTakakiは、「思考力も理解力も高いのに、なんだか萎縮しているのかな」という印象でした。
Takaki:そう見えていたんですね(笑)。今のnewmoのメンバーは、中途採用の経験豊富な方ばかり。さらに、Onotetsuさんのように経営者としての経験のあるメンバーも多いから、「私のような新卒に貢献できることがあるんだろうか…」と不安があったのは間違いないです。
Onotetsu:新卒採用者と中途採用者を比較すると、後者のほうがスキル的にできることは多いですよね。でも、“新卒のTakakiだからできること”は必ずあるはず。例えばnewmoグループには「未来都」というタクシー会社があって、そこには若いドライバーが大勢所属しています。その人たちの気持ちが分かるのは、僕たちよりもTakakiだと思うんですよね。
だからインターンのときは、「自分にもできることがあるんだ」と気付いてもらえるように関わることが多かったかもしれません。
Takaki:Onotetsuさんは、インターンの僕にも「自分の考えで進めてみて」と業務を任せてくれるんですよ。途中でつまずいたときは、まず「Takakiはどう思う?」と僕の意見を聞いてくれて、そのうえでアドバイスをしてくれる。そんなディスカッションを何度も重ねていくうちに、自分の意見に自信を持てるようになりました。
──2ヶ月間のインターンを経たTakakiさんの変化を教えてください。
Onotetsu:最初に感じた自信がなさそうな雰囲気は、気が付いたらなくなっていました。インターンの後半は、水を得た魚のように、社内の溢れているボールをすべて拾う勢いで動き回っていましたね。拾いすぎて捌ききれなくなっている場面もよく見かけたけど(笑)、机上で考えるだけでなく、自分にできることを見つけようと手足を動かしている姿からは、すごく可能性を感じました。
Takaki:今もですが、「なんとしてでも食らいつきたい!」と必死なんです…(笑)。食らいついた結果うまくいかないこともあるけど、newmoにはまず挑戦させてくれる環境があります。新卒の僕には、その環境がありがたかったですね。
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地頭だけではダメ。手足を動かして「自分にできること」を見つけていく
──では入社してからのお話も聞かせてください。Takakiさんは現在、どんなお仕事をされているのでしょうか。
Takaki:タクシー会社「未来都」のPMI(Post Merger Integration:経営統合作業)に取り組んでいます。未来都は、今年の7月にM&Aを行ったばかり。初めはnewmoのことを知らない方ばかりなので、社員の方々や営業先へご挨拶し、現場に足を運んで関係を構築するところから始まりました。
未来都はタクシーの営業所が10箇所あり、グループ社数も多く、昭和から続く歴史ある会社です。現場担当者にヒアリングを重ね、時には採用面接などにも同席して、業務やその背景にある経緯について日々理解を深めています。
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──入社して3ヶ月が経ちましたが、担当されているPMI業務で「難しい」と感じる場面はありますか?
Takaki:まずは、人の部分。歴史も文化も全く異なる企業をM&Aしているので、コミュニケーションの取り方で悩む点は多いです。もう1つは、PMIの業務を進めるにあたって、必要なデータがなかなか見つからないこと。長い歴史があるので当たり前なのですが、例えばドライバーの採用計画を立てるために過去の乗務員データを調べたくても、データではなく“紙”で記録されているので、探す手間も時間もかかることが多々あります。
前者については、Onotetsuさんの動きを間近で見ながら学んでいるところです。一方で、手間も時間もかかるけど業務に必要な後者は、今の自分が貢献しやすいものなんじゃないかと思い積極的に取り組んでいます。先程の例で言うと、会社の中を駆けずり回って過去の乗務員データを集め、そのデータを元に採用コストを試算したりしています。
──「自分にできること」を見つけ始めているところなんですね。今後、newmoで挑戦したいことはありますか?
Takaki:M&Aのチームにいるので、まずはM&Aの専門性を身に着けたいですね。その先は、新規事業や新規拠点の立ち上げにも関わってみたい。例えば、自治体ライドシェア事業の展開とか、新規の拠点を立ち上げるとか。
newmoが今取り組んでいるタクシー・ライドシェア事業はひとつの入り口で、地域に根差した交通事業者として会社が成長した先には、もっと幅広い課題やビジネスチャンスがあるはずです。いずれはM&Aだけではなく、もっと広く地域交通に関わっていきたいと思っています。
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新卒1期生は、newmoのカルチャーを創っていくキーパーソン
──ではOnotetsuさん、新卒メンバーのメンターを経験して、「どんな人ならnewmoで生き生きと働けそう」と思いますか?
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Onotetsu:一番大事なのは公共交通や移動にまつわる社会課題の解決といったようなnewmoの事業領域への関心の強さです。Takakiは大学で都市開発を専攻していて強い課題意識を持っていたし、僕は起業をしてライドシェア型の子ども専用の送迎サービスの準備をしていました。
──Onotetsuさんが交通・モビリティ領域に興味を持ったきっかけを教えていただけますか?
Onotetsu:僕は2023年に少子化対策をテーマにした事業を自分の会社で準備していました。我が家もそうなのですが、共働き夫婦が増えるなか子育てと仕事を両立する上での大きなネックの一つに、保育園や習い事などの送り迎えがあります。夫婦のどちらかが時短勤務にしたり、早退したりと何とか対応している家族が多くあります。そこで都市型ハイヤーの仕組みを活かした子どもの送迎配車サービスを準備していましたが、newmoでならとても優秀な仲間たちと自分の課題意識も包含しながらより大きな課題に取り組めると思い、ジョインさせてもらいました。
Takakiと僕の例を出しましたが、newmoには「地域交通や移動の“負”を解決したい」と考えているメンバーが集まっています。特に新卒採用の場合は、まずは「newmoの事業領域に興味が持てるかどうか」を考えてみてほしいですね。これまでに具体的な経験がなくても構いません。newmoが発信しているものを見て、「地域交通や移動の領域って、社会にもとても価値があって面白そう!」と思ってくれる方であれば大歓迎です。僕としては、こんなに社会性が高く、インパクトも大きい事業はなかなかないと思っています。
──度々お話に出てくるように、newmoにはOnotetsuさんのような元経営者、元起業家が多く参画していますよね。そのような経験のあるメンバーが多い会社で、新卒が働くメリットは何だと考えますか?
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Onotetsu:newmoはまだ小さい組織なので、CxO(経営陣)はもちろんのこと、他にも経営経験があったり、ビジネス経験豊富なメンバーが新卒のメンターになる可能性が高いです。経験豊富な人がメンターになる時の一番のメリットは、視点の高さや広さを身近に実感できること。僕は仕事をこなしていくための指導というよりは、コーチとして「どうやったら本人がやる気と才能を爆発できるか」を考えて、コミュニケーションしています。経験上、手取り足取り教わるよりも、失敗しながらも自分で考えて行動した方が身になると知っているからというのもあります。数十人規模の今のフェーズのnewmoに新卒で入るのは、経営と近い距離で働けるのでものすごく良いタイミングだと思います。
Takaki:新卒目線でも経営経験のある方が社内に多くいることでの事業のダイナミズムを感じています。そもそも、1年目のスタートアップで大型プロジェクト(プロジェクトと言いつつ、会社新設や拠点拡大という規模)が同時進行で複数立ち上がる環境は、他を見渡しても非常に希少です。また、仕事のスピード感、目線の高さ、視野の広さなど、あらゆる観点での当たり前レベルが本当に高く、刺激しかありません。
一方で、自分たち若手へ期待されている視点から、今のnewmoにジョインする面白さをお話すると、「僕たちがnewmoのカルチャーを創っていくキーパーソンになれること」だと思います。newmoは、今年1月に創業したばかりの会社です。今いるメンバーは、中途採用者の方ばかり。つまり、僕を含めた新卒1期生のメンバーが、newmoのカルチャーを創り、伝播していく役割を担っていると思っています。
Onotetsu:newmoらしいカルチャーの醸成や伝播は、真っ白なキャンバスの状態で入社してくる新卒だからできることですもんね。
Takaki:「地方や交通の負を解決したい」と考えている方。そして新卒1期生だからこそできる「カルチャーづくり」に興味のある方は、まずはカジュアル面談で話してみませんか!“今”のnewmoだから、そして“新卒入社”だからできることが、きっとあるはずです。
newmoの新卒採用
newmoは新卒を大募集しています!既卒・第二新卒の方や、長期インターンも歓迎です。新卒採用ページにはメンバー紹介やイベント告知も掲載しています。ぜひご覧ください。
newmo 新卒採用ページ
募集要項
イベント情報
新卒採用説明会を開催します。CEO青柳・COO野地と、新卒1号社員のトークセッションや懇親会を予定しています。ご参加をお待ちしています!
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<概要>
日時:10月28日 (月)⋅18:00~20:00
場所:Coral Beach, 港区虎ノ門2丁目9−1 虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス 12階
<コンテンツ>
・事業説明(CEO青柳)
・新卒社員とのパネルディスカッション
-newmoへ入社を決めた理由、現在どのような業務を担当しているか等
・CEO青柳×COO野地のトークディスカッション
-新卒への期待、任せたい仕事、今newmoに入る意味について
<こんな方に来てもらいたい>
・スタートアップでのキャリアにチャレンジしたい
・newmoの事業に興味がある
・newmoの新卒社員がどのような業務を担当しているのか知りたい
<募集要項>
下記いずれかに当てはまる方を対象としております
・2025年卒業、2026年卒業、または卒業後5年以内(就業経験は問いません)
・社会人経験3年未満の方
<応募方法>
以下のフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/g1jK6BVxi4Ev8pW19