とにかくお年寄りがすき
生まれ育った環境が
大きいばぁちゃん、じいちゃん、小さいばあちゃん
お父さん、お母さん、妹2人
本家の長女で初孫、
しかも、小さいばあちゃんが42歳の時の初孫だったそうで、母が私を抱くこともできないくらい、小さいばぁちゃんが溺愛していたそうだ。
思い返せば…そこそこ裕福で食べ物や物で困ったことはない。
そしていつも遊んでくれていたのが
大きいばぁちゃん。
囲碁で遊んだり、押し車に乗って畑に行ったり縁側でお裁縫の針の糸通し係、布団のシーツ敷き係、爪切り係(のちに人の爪を切ることが得意技となる)
じいちゃんは
山に連れていってくれたり、田んぼのやり方を見せてくれたり、手先が器用だったので竹馬や木の実鉄砲、ほうきを作ってくれたり、町議会議員をやっていたので人のために正義感をもって意見することをみせてくれた
小さいばぁちゃんは
何より私を溺愛していたので不自由のないように身の回りのことをしてくれたり、料理が得意だったので美味しいおかずを用意してくれてた、体があまり強くなかったので病気についてもみせてくれた
じいちゃん、ばぁちゃんと一緒に生きることは私の人生の一部。楽しい時も嬉しい時も、寂しい時も悲しい時も、全部一緒に過ごしたことが、とにかくお年寄りが大好きな私のルーツである。
この経験があるからこそ、お年寄りを笑わせたい、喜ばせて元気になって欲しいと思うし、お年寄りの笑わせ方も、喜ばせ方も、喧嘩したときの仲直りの仕方も知っている。
私が、介護の仕事を始めた事は必然であるし、できないわけがない。そして私が、天職であると思うのはお年寄りのお手伝いをすることが私の喜びであるからである。