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気温上昇と食料価格高騰が騒乱を招く様々な「不安感」が庶民を取り囲む


気候が人間を変える
気温が上がれば狂い出す

 コロナ禍の落ち着きを受けて、訪日客数が急速に回復している。特に欧米からの来訪者数が大きく伸びているようだ。その理由の1つには、円安の進行による訪日観光の割安感があるという。実際、コロナ禍前の2019年には1ドル約109円、1ユーロ約122円だったものが、最近では1ドル約150円、1ユーロ約157円で推移している。対ドルで約30%、対ユーロで約23%も円が安くなった計算だ。

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