【政治】「公認権は我にあり」 二階幹事長の自派閥優先に不満の渦
最後のチャンスと河村建夫に挑む林芳正
秋の決戦が近づくにつれ、自民党では身内の公認争いがし烈さを増している。その多くが長期にわたり幹事長に君臨する二階俊博氏が率いる二階派の現職議員が絡んでおり、党内では「自派閥を優遇する長期幹事長の弊害ではないか」(細田派中堅)の声も飛び交う。幹事長は、公認権や人事、政治資金の配分に絶大な影響力を行使できるだけに、衆院選後を睨み、対立は激化するばかりだ。
秋の決戦が近づくにつれ、自民党では身内の公認争いがし烈さを増している。その多くが長期にわたり幹事長に君臨する二階俊博氏が率いる二階派の現職議員が絡んでおり、党内では「自派閥を優遇する長期幹事長の弊害ではないか」(細田派中堅)の声も飛び交う。幹事長は、公認権や人事、政治資金の配分に絶大な影響力を行使できるだけに、衆院選後を睨み、対立は激化するばかりだ。